ICレコーダー Panasonic RR-RS150 電池の問題
散歩散策中に音楽を聴いたりラヂヲを聞いたりするのに今までは
オリンパス PJ-20 を使用していたのですが水没二回から回復したものの
とうとう液晶が何も表示しなくなり画面無しで操作して居ましたが
けっこう不便でストレスでした。
五年以上使用したのでまあいいかなと、次の同等品を探していたのですが
ラヂヲがネックで現在同等品は売られていないのです、デジタル機器特有の
シャーーー、っと云うノイズがAM放送に入るのでメーカーも苦労している
様子です、ならば中古で購入しようとYahoo!オークションで探すと結構高い
のです最低でも一万円くらい、矢張り品薄が効いているのです、メルカリ
の方はもっと安いのですが出品すると忽ち売れてしまうのです。
そんな気持ちをアイドリングし乍ら、昨日、巣鴨が四の付く縁日だったので
ブラリと出掛けたとき少ない乍らもフリー・マーケットが開催されていて
バッタリと見つけたのがこの ICレコーダー Panasonic RR-RS150 です
値段は 3,000円で負かりませんでしたが後から調べるとなかなかYahoo!オー
クションでも見つからないレア物で定価は二万円くらいした様子です。↓
クレイドルは無いです、在っても使わない人が多い様に結局無くても
支障が無いという事です。↓
・ステレオマイク
・AM/FM ラヂヲ
・MP3 音楽プレーヤー
・スピーカー
これらが揃って居るICレコーダーは現在殆ど無い状態です
ところが、問題が在りまして単四電池二本で動くのですが乾電池では
不経済です、従ってニッケル水素と成る訳ですが USB に繋いでも
充電して呉れないんです、× マークが右上に出ます。↓
ネットで調べていたら電池を判別する機能が付いていたのが判明しました
なんの変哲も無い電池ケースです。↓
ところが、電池のバネの横にピンが出ているのです
↓
こっちは何やら蒲鉾状の電極が出ています
↓
これ等は電池を判別する為の電極だったのです、ニッケル水素電池の
マイナス側は絶縁被覆で覆われていますね、これがダメなんです
同じpanasonic の電池でもダメな理由はこの被覆のせいなのです。
指定のニッケル水素電池は HHR-4AG/2B です
これはマイナス側に被覆が無いのです、その部分に電極が当たって検出
していたのです。↓
ならば、リスクは在るが同様にしてしまえば良い訳です、という事で
カッターナイフで被覆とノリを除去しました。↓
USBコネクターを繋ぐと、今度は充電します。↓
オリンパス PJ-20の場合は電池の種類を手動で設定するのですが
panasonicでは自動検出だったのですね、まぁ発熱も無くちゃんと充電
出来ましたので暫くこれで行こうと思います。
タマゴッチ 1997
日産スタジアムフリマの100円コーナーで見つけたタマゴッチです
他の様々な物に隠れているから探そうとしない限り絶対に見つから
ないでしょう、そもそも売り主から視れば one of them ですから
売れるかどうか全く判らないことでしょう、そもそも動いて無いし。
↓
ボタン電池ですが見慣れない型番です。↓
電池ケース内部に緑青錆が出ています。↓
GPA76 知らない・・・・↓
インターネットは便利ですね、忽ち LR44 互換と判明、在庫してます
しかも何十個と。↓
ほい、ブザー音と共に動き始めた・・・と思ったら何か変な画面
QRコードなの? ↓
リセット釦を押したら、キャラクタが出て来ました、誕生です。↓
ところでこの電極は何? 調べましたが未だ不明中。↓
バンダイ 1997年 中国製。↓
ちょっと放置したら○コしてました(右)、動画は既に入手済みの別の
タマゴッチ、お亡くなり中(左)、娘にお世話をしてもらって居ますが
仕事中はかまえないのでオヤヂッチに成ったりスネたり、仕舞いには
天国に召されたり、また復活したり、大変ですね、世話が。
RF-H565 panasonic ラヂヲ
いつものフリー・マーケットで購入 400円
「電池入れて確認して良いよ」と店主が電池を差し出して言うので
確認したところ、バッテリィ切れのサインが出て仕舞い音が出ません
別の電池に入れ替えても症状は変わらず・・・
「これ、バッテリィ交換しても電池切れのサインが出てダメ
なんだけど・・・幾らですか?」
手渡して店主がちょっといじっている内にスピーカーから音が出ました
内心「ありゃ、音でてしまったか・・・」と残念でした出なければ
直す楽しみが在るのですけどね・・・
「500円!!」と言われました
「スイッチ一個無いから100円負けて?・・・」
「いいよ」
という訳でした。↓
NHKの文字が書かれていますね、恐らくNHKの粗品ですね
それとスイッチが欠損しています
↓
1991年1月発売、27歳のラヂヲです↓
バッテリィ切れのサインが出て今度は本当に音が出ません↓
早速開封
おおーーー、チップ部品で一杯です、ふむふむ、むふふ、なんか嬉しい
今時のラヂヲは部品点数が少ないですがこの当時のラヂヲは沢山の部品
が実装されて居ますザッと数百点ありますね↓
シールド板が入ってます、ノイズ対策です↓
NEC D1724 の刻印、これは uPD1724? 56pin QFP データシートは
見つかりませんでしたが間違いなくCPUです、恐らく4BITでしょう↓
イアフォンとスピーカーの切替スイッチ↓
四本のビスを外しただけでは基板は外れません、二箇所の爪を外す必要があります
外れました↓
スピーカーとの接続は板バネです↓
コイルバネでは無く板バネにしたのはお見事、コストダウン対策ですよね
イアフォンとスピーカーの切替スイッチ↓
SONY製のラヂヲICを採用して居ます↓
電池用板バネ、これが錆びています、液漏れで緑青がついて居ます↓
これが接触不良と成ってバッテリィ切れのサインが出るのです↓
このラヂヲもバーアンテナが下に位置しています、これはフェライトが
重いので安定するという設計思想がありますが私は好きではありません
何故ならラヂヲをスチール製机の上に立てたときバーアンテナが机の
表面に近すぎてスチールが電波遮蔽と成って感度が低下するからです。↓
ボリューム、ガリオームはありません ↓
錆を落とします↓
電池の板バネに塗布↓
序でにスピーカーの板バネにも塗布↓
液晶のコネクタ、昔はこれでしたよね、シリコン製↓
液晶パネルの下はシールド・ボックス、つまりRFフロント・エンドです↓
錆が落ちました↓
接点復活剤を塗布、板バネ全部、ボリューム、スイッチ↓
ボリュームはネジが外れないので真ん中の穴から ↓
折角、開封したのでハヤコートを塗って湿気対策しました↓
チップにも全て塗布↓
液晶パネルを眼鏡拭きで綺麗にします、大抵は曇っています↓
スピーカー・カバーの裏側って汚いんですよね、剥がします↓
ほーら、そこそこ汚れています↓
両面テープ使って居るんですね↓
透明の樹脂板も外して掃除します↓
シリコン系の接着剤を塗布、爪楊枝で塗ります↓
ギプス固め、数時間固定↓
スイッチが欠損していましたが、ノブが折れて無くなっていただけ
と判ったのでゴミが入らないように開封する時に使用する樹脂板を
ハサミで切って接着剤で固めます↓
こんな感じに仕上がりました、スイッチという感じでは無くなりましたが
押せばスイッチは働きます、埃も入りにくくなりました↓
遜色無いですよね ↓
スピーカーのアルミ板を接着剤で固めたはずなのに僅かな隙間で
接着出来ておらず再度接着剤で固めます↓
およそ時間的には一日掛かりでした、音質、感度、悪くは無いです
ところでこのラヂヲで感じたのはスピーカーのアルミ板です
何かというと当時のラヂヲのスピーカーのアルミ板はその殆どが
使用中に凹むのです↓
この凹みは直らないし直してもまたすぐに凹むのですがこのモデル
のアルミ板はいわゆる ニウム では無く合金素材の固くバネ性の
ある素材(例えば Alp 52S 材など)を使用していると思われること
です、簡単に凹みませんが板厚は結構薄いのです。
LED表示 電波時計
いつものフリー・マーケット、100円コーナーで購入したちょっと
変わったと言うか今時こんな電波時計って在るのかよって思いまし
た、何が変か、電波時計と云えば液晶表示かアナログ指針時計と相
場は決まって居ますがこれは LED表示なのです、壊れていたら捨て
ても良さそうな値段です。
早速電池(MU-3 x3)を入れました、が、全く無反応ですどのスイッチ
を押しても全く無反応、ダメだわ・・・・。
電源すら入らないのだから内部配線が疑わしい、何となればMADE
IN CHINA 配線、詰まり半田付けが雑です、早速開封。
うーん・・・・何所が切れているのだろう・・・・
小さい基板は電波受信部分です。↓
緑色の大きい基板は時計回路で、茶色の紙フェノール基板はLED表示
回路基板です。↓
中央の丸い部品はブザーです。↓
切れて・・・・無いよね。↓
LED パネルです。↓
右側の大きい樹脂は正面カバーです。↓
これ・・・何だろ、中央の赤黒部品。↓
然し、なんで液晶にしないんだろ、まぁ今回はLEDで良いんだけどね。↓
ブザーのドライバー基板です。↓
外部電源入力の安全対策でしょう、ツェナーダイオードが実装され
て居ますね。↓
判りました、外部電源入力を繋ぐとLEDが点く、と言うこと、詰まり
電池は単純に時計回路の電源であり、LED 表示回路は電流が大きく
電池の消耗が大きいので外部電源が無ければLED を点灯させないと
いう設計なんですね、なるほど・・・当然だわ。↓
ほら、点いた、しかもいじっている内に時間補正が終わっていました。↓
暗闇でも数字が浮かび上がっています、これなら夜中にiPad miniで
いちいち確認しなくても一目で時間が判ります。↓
一晩中点灯している電波時計が欲しかったのです、一体いつ頃の
電波時計か判りませんが、この中途半端感が良いです。
LED表示 電波時計
いつものフリー・マーケット、100円コーナーで購入したちょっと
変わったと言うか今時こんな電波時計って在るのかよって思いまし
た、何が変か、電波時計と云えば液晶表示かアナログ指針時計と相
場は決まって居ますがこれは LED表示なのです、壊れていたら捨て
ても良さそうな値段です。
早速電池(MU-3 x3)を入れました、が、全く無反応ですどのスイッチ
を押しても全く無反応、ダメだわ・・・・。
電源すら入らないのだから内部配線が疑わしい、何となればMADE
IN CHINA 配線、詰まり半田付けが雑です、早速開封。
うーん・・・・何所が切れているのだろう・・・・
小さい基板は電波受信部分です。↓
緑色の大きい基板は時計回路で、茶色の紙フェノール基板はLED表示
回路基板です。↓
中央の丸い部品はブザーです。↓
切れて・・・・無いよね。↓
LED パネルです。↓
右側の大きい樹脂は正面カバーです。↓
これ・・・何だろ、中央の赤黒部品。↓
然し、なんで液晶にしないんだろ、まぁ今回はLEDで良いんだけどね。↓
ブザーのドライバー基板です。↓
外部電源入力の安全対策でしょう、ツェナーダイオードが実装され
て居ますね。↓
判りました、外部電源入力を繋ぐとLEDが点く、と言うこと、詰まり
電池は単純に時計回路の電源であり、LED 表示回路は電流が大きく
電池の消耗が大きいので外部電源が無ければLED を点灯させないと
いう設計なんですね、なるほど・・・当然だわ。↓
ほら、点いた、しかもいじっている内に時間補正が終わっていました。↓
暗闇でも数字が浮かび上がっています、これなら夜中にiPad miniで
いちいち確認しなくても一目で時間が判ります。↓
一晩中点灯している電波時計が欲しかったのです、一体いつ頃の
電波時計か判りませんが、この中途半端感が良いです。
ICF-T510V SONY
いつものフリー・マーケットです、1,000円を500円で購入
動くか動かないか不明なのに店主が「ソニーだから」と
「仕入れ値を割るから」と言うことでした。
結果は動くラヂヲです、ですが難点はスイッチが特に
スライドスイッチが異様に重い、ソフトケースが破けている
汚れている、といった具合で中古やジャンクに良く有る
使い古したラヂヲです。↓
イアフォンも付いて居るしまぁまぁです↓
取り敢えず掃除しました↓
どうやら汚れの原因は 液体 らしく茶色のタール状のベタベタした
感じで濡れティッシュで拭くと落ちます、中まで染み込んでいる
のは間違いなさそう、早速開封↓
この汚れです、嫌な予感がしましたが排泄物の様な匂いはしません
無臭です、コーヒー? ↓
基板は無事です、ハメ会わせ部分がグルリと汚れが廻っています↓
こんな感じでよく落ちます ↓
スライドスイッチのノブ部品 ↓
ノブにもタール状の汚れが附着しておりこれがスライドする時に
抵抗と成って矢鱈に重いのです ↓
電池用のバネも少し錆びています ↓
基板を取り出しました、液晶のベゼルもグルリと汚れています ↓
約束の薄型スピーカー、不評ですよね、薄ければ良いというモノ
では無い、音量を上げれば音も薄っぺらです ↓
8158F というICは FMフロントエンドです ↓
TA8158F SONYさん東芝を採用したのですね、まぁ互助ですから↓
折角開封したのでチップ部品にハヤコートを塗布し湿気から保護 ↓
CXA1280N はFM/AM RADIO 用ICです ↓
ボリュームはガリオームでは無かったのですがスイッチも全て
接点復活剤を塗布します ↓
開封したのを元に戻すのですが電源スイッチのノブを戻すのに悩み
ましたすぐに落ちるし何か取って付けたような構造でソニーらしく
無い ↓
ソフトケースに入れるのですがいい加減劣化して居ますやや固く
成って居ます、こういう時はベビーオイルを塗りたくって一晩
放置すると吸い込んで柔らかくなります ↓
ソフトケースが破けていたのでスラックスの滑り止めテープが
シリコンで柔らかいのでシリコンゴム系の接着剤で貼り合わせ
その上からハンカチの切れ端を貼り合わせ補強するとしっかりと
破けが修復され余計に丈夫で柔軟性が出ました、単なる思い付き ↓
前に使用していた人のものと思えるテプラシールの名前が貼って
あったのです、想像するにおばぁちゃんっぽい名前でした大切に
使って居たのでしょうね、修理して居るとラヂヲが語ってくる様に
感じたりします、取り扱いが悪かったりすると酷く痛んでいてその
辛い思いでを聞かされる様な気がします。