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導電ブザーを造る [パソコン・インターネット]

昔の満身創痍のブザーと其の後継器のブザーと二つ所有してるが
後者を改造し自分が使いやすいように仕様を決め設計し改造してみた
音が特徴的で二重和音に成っています



古いブザー音はこんな音です



古いブザーとの主な仕様相違は以下の通り
・プロテクションを強化する
・テスト・プローブに±40V印加しても破壊しにくい
・単調音では無く、二重和音にする
・測定抵抗値は最大50Ωとする
・1.5Vまで電池電圧値が低下しても動く

左側が今回改造するブザー

modified buzzer.jpg
こんな感じになりました、ICはC-MOS Type 555 Timer2個です
サイズ変更DSCN1498.JPG
C-MOS Type 555 Timer片方は638Hz

サイズ変更DSCN1490.JPG
もう片方は1.33KHz
サイズ変更DSCN1491.JPG
実際のスピーカーの波形
サイズ変更DSCN1492.JPG
回路図、ダウンロードはこちら

サイズ変更555W continuity checker.jpg
----- 設計後記 -----
「プロテクトしていると言うがAC100Vとか突っ込んだらどうなるんだよ」
と云う意見がありますが、はっきり言います「壊れるに決まってるだろ」と
例えばの話ですよ?テスターを遣う者は或る程度技術的なスキルを
持って居る、正しい使い方を心得ているべきだ、そう思うのです。

例えば、電流値測定レンジでAC100Vに突っ込んだらテスターが一瞬で破壊
しますよね、それと同じだと思うのです、間違いには其れ成りの代償が在る
ものなのです、そうはいうものの例えば制御盤などでDC24Vだらけの
配線の導通チェックを行ったとしたら、やはりプローブに24Vは印加される

リスクが高いです、その時に簡単に壊れて仕舞うと、折角出張で来たのに
何も解決しない可能性も出てくるわけです、其の意味で導通チェックで
壊れにくいレベルを模索した結果、耐印加電圧値±40Vとしたのです
但しサージ耐圧はもっと高くサージアレスタの実力範囲と成ります。

Timer 555 ICですが C-MOS型で無いとダメです理由は低電圧でも
動かなければならないからです、1.5Vでも音は出ますが実験では1.25Vでも
音が出ました。

「えー? PIC遣えばもっと簡単ジャン」
と云う意見があります、ならば「やってみなはれ」と言いたいですね
PICで1.5Vで動くデバイスって例えば秋月電子辺りで手軽に安価で買えますか?
部品の入手性や単価を考えての回路です。

二重和音にした理由は一重に音域が広いから聞きやすいという理由です
二つの音と和音と合計三つの音ですから聞きやすいです。

プローブを何故電池と電池の間から出すのか、電源側に無いのは何故か
此れは昔からの私の手法です、3V or 0V から出すと基板回路に直接繋がります
直接異常電圧を印加するのでは無く、電池を隔てた壁一枚向こう側の方が
間接的で安全性に説得力が生まれます、電池は壊れてもコンビニでも買えますが
部品は買えませんよね、出来るだけ外乱要因からICを遠ざけるのは基本だと
想います。

eot

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