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明治丸電波航法機器の基板

東京海洋大学越中島キャンパス内に明治丸がある
その船内に展示されている電波航法機器と云うラック
横穴が開いていて内部を覗き見ることが出来ました
第一印象・・・・
なんでレジスト掛かってないのサ
・・・・だって海の上で活躍する機器だろうに、当然
乍ら塩害に依る基板銅箔の腐食は充分考えられるリスクだからだ
百歩譲って透明なコーティングがしてあると考えた場合、透明で
あるが故にコーティングの有無が判別出来ないでしょ、ふーむ・・・。

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↓基板はガラエポ、抵抗はカーボンが多い、FET5はCANタイプだね

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↓中央のCANタイプのICはHA17741M と TA7805と読めるね
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HA17741Mは日立の一回路OPアンプで早い話が741だよね但し
周波数補償型だ、7805は言わずと知れた電源IC


ダイオードはシリコンタイプだがD31だけはゲルマ型
トランジスタは全てCANタイプだ、ボリュームは不明

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↓ふふふ、ジャンパ線飛ばしている、ベタアースが良いね
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↓ロジック回路だがなんて贅沢な面積の使い方だろう
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↓マイラコンデンサ104とかチューブラ型電解コンデンサーとかねぇ・・・
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↓2SD148  70V/2A  富士電機だよねネット検索すると富士通で出る兄弟
 下の方にハーブラウンのDAC80 12 bit D/A Converterが視える
 当時は高かったろうなぁ
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視ていて思うことは 懐かしい これに尽きる、然し乍ら船舶用として
使用されていたので在れば振動対策は為されて居るのか疑問を感じる
例えばすぐ上の写真の下方に写っているトランジスタの放熱板だが
振動対策は施されていない、私ならシリコンゴムで固定するけどね
ともあれ、眺めながら回路図を想像していると実に楽しいのだ。


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