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引っ越しました [パソコン・インターネット]

理由ですか?
SSブログの遣い勝手の悪さです
・写真サイズがちよっとでも大きいとダメ
・写真のアップロードはいちいち指定しなければならない
・文字サイズのデフォルトが10ptに成ってていちいち設定し直し
・改行が不安定で矢鱈に間が開いて修正が大変
・エクスポート→インポートってやるとやった数だけ記事が重複する
・なんかソネットのオマケの様なブログシステムで全く改善しない

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真空管 ヒーターフラッシュ現象 Vacuum tube Filament Flash [パソコン・インターネット]

ヒーターフラッシュ現象?って何サ
って話から始めなければならないと思っています、何しろ真空管
の話ですからね。
先ずは此の動画をご覧下さい、あー、あれか・・・知ってるよ
って思われる方も多いと思います。
↓↓↓

真空管が冷えた状態で電源投入したときにチカッと発光する現象
の事ですね、では何故、一瞬発光して徐々に正常なヒーター発光
と成るかご存知でしょうか?
ああ、知ってるよそんなの、電源投入時はヒーターの抵抗値が低い
だが時間と共にヒーターの温度が上昇し抵抗値が高くなるだから
最初はラッシュ電流が多くなって過分に発光すんだろ?当然だよ。
はい、大正解、ならば問いたい
・何故同じ型式の真空管でもヒーターフラッシュ現象の出る物と
  出ない物が在るの?
・ヒーターフラッシュ現象を抑制する回路は?定電流回路?
 シリーズ抵抗入れる?
・真空管の寿命にどう影響する?
この問いに明確に回答できる人は多くないと観ています。
動画の真空管ラヂヲは五球スーパートランスレス型です
トランスが無い事から軽量でトランスの分だけ部品代が安い
当時としては普及型ラヂヲで在ったと推量しています

真空管五個は全て直列配線と成っており数字の上ではバランス
の取れた選定と成っていますが直列で電力の均一化って結構
難しいんですよね、其れを含めて回路設計して居るのでしょうが
ユーザー或いは街の電気屋さんが修理で代替真空管に変えたとき
どの様な造りの真空管に成るか誰にも判りません其処がネックでしょう

其れは兎も角も
当該ラヂヲで一番強く発光したのが 12BE6  7極真空管です
↓↓↓
12BE6-3_R.JPG

マニュアルの抜粋 ↓↓↓
12BE6_R.jpg

問題のヒーターの出入り口部分のクローズアップ写真です
判りますか?フィラメントはコイル状で其の儘、電極脚にスポット溶接
して居ますよね、この造り方の真空管はヒーターフラッシュ現象を
起こしやすいのです
↓↓↓
12BE6-2_R.JPG

五球スーパーから抜き取って単体でテストしてみましたがちゃんと
再現します。↓↓↓


一方で同電極構成でヒーター電圧値が6.3Vの日立製は
ヒーターフラッシュ現象が起きないのです、動画をご覧下さい
↓↓↓
6BE6-4_R.JPG
日立製6BE6のヒーター出入り口部分のクローズアップ写真です
違うのがわかりますか?そうですフィラメントのコイル部分とは別に
真っ直ぐに伸びたフィラメントが電極脚にスポット溶接されて居る
のです、白く成っているのは石綿とされて居ますが成分は定かでは
在りません。
↓↓↓
サイズ変更DSCN1640.JPG

サイズ変更DSCN1639.JPG
この真空管は 12BA6 東芝製です、ヒーターフラッシュ現象は
全く現れません
↓↓↓

サイズ変更DSCN1641.JPG
東芝製 12BA6 のヒーター出入り口部分のクローズアップ写真です
理想的な造りですね、電極脚と石綿状のフィラメントとの間隔
が大変短く、フィラメントの真っ直ぐ延びた造りですこれでは
ヒーターフラッシュ現象は起きようにも起きないです
↓↓↓
サイズ変更DSCN1644.JPG

この真空管は松下製 6EJ7 多分テレビ用だと推量しています
これもフィラメントがコイル状の儘、電極脚にスポット溶接
されて居る為、弱いヒーターフラッシュ現象が観られます
↓↓↓




松下製 6EJ7のヒーター出入り口部分のクローズアップ写真です
単純にフィラメントを切って強引にスポット溶接しただけですよね
↓↓↓
6EJ7_R.jpg

この真空管は六球スーパーのマジックアイ
トーヨー製 6E5 です、これはヒーターフラッシュ現象は
起きません、フィラメントの溶接部分が真っ直ぐ延びているからです
↓↓↓



トーヨー製 6E5 ヒーターの出入り口部分は真っ直ぐ延びていますね
↓↓↓
6E5_R.JPG


纏めです

・何故同じ型式の真空管でもヒーターフラッシュ現象の出る物と
  出ない物が在るの?

この問いに対してはヒーター・フィラメントの出入り口部分の
電極脚にどの様にスポット溶接しているかで決まります、
傍熱管では
ヒーター・フィラメントはカソードと独立しており且つコイル状に
成っている、更に石綿状のものが塗布され
ヒーター・フィラメントは

カソードと絶縁している、その上で電極脚に剥き出しコイルを単純に切断した儘
スポット溶接している物はヒーターフラッシュ現象が発生するが
そうでは無く、真っ直ぐにフィラメントの両端を延ばして電極脚にスポット
溶接されたものはヒーターフラッシュ現象は発生しない。

その際、重要な事は電極脚と、石綿状でくるまれたフィラメント
は熱が蓄積するまで時間が掛かる、結果、ヒーターフラッシュ現象が
起きた時、電極脚と
石綿状でくるまれたフィラメントへ徐々に熱が逃げて
行きやがて収束する、この逃げる時間が早ければヒーターフラッシュ現象

は速く終わるが、フィラメント剥き出し部分が長ければその分だけ
発光は強く長く成ってフィラメントの寿命を縮める可能性が出てくる
従って、製造過程で
電極脚と、石綿状でくるまれたフィラメントの間は
長く開ける事は宜しく無い、如何に短く納めるかが製造技術者としての

腕の見せどころに繋がるのだろうと考えて居ます、推定ですがフィラメントが
真っ直ぐ延びた状態で在っても長すぎればヒーターフラッシュ現象は
発生する可能性があると言える、そう結論づけたいと思います。

・ヒーターフラッシュ現象を抑制する回路は?定電流回路?
 シリーズ抵抗入れる?

どちらも疑問ですね。
定電流回路ではフラッシュは抑制しそうな気がしますが一定の電流値
を保つと云うことは電圧値に変動が必ず起きると言い換えられます
低すぎたり、高すぎたりしては成らない、然かも真空管の数だけヒーター
定格差が在る事から全て独立した定電流回路が必要に成って来る
其れを採用するだけのメリットは在るのか。

一方でシリーズ抵抗は最初は善いけれど時間が経過したら短絡しないと
いけませんね、タイマーは必須ですし全ての真空管に独立した回路で
なければなりません、一束ひと絡げでは余りにもテキトーっと言われる
でしょう、少なくとも私はそんな事はしない。

私ならスロースタートアップ回路を組みます、真空管はそれ自体
電源投入から遅延して運転が安定します、ならばもうすこし時間を
掛けてゼロから定格電圧値までリニアに上昇する回路を組めば善い
と考えて居ますCRでも組めますよね、一分ぐらい掛けて定格電圧値
に到達する回路、此れならばヒーターが並列接続であれば均一に
立ち上がります、電圧モードですから消費電流のバラツキは無視さ
れますね、試してみる価値は在ると思います。

・真空管の寿命にどう影響する?

ヒーターフラッシュ現象に関しては全く問題無い、むしろその方が善い
と云う意見も散見されますが 本気で言っているの?と思います
フィラメントは室温→極端な急加熱→定常温度→室温 のサイクルを
繰り返す事でフラッシュ部は強い膨張と収縮を繰り返します、この
サイクルから
極端な急加熱を除去するだけで寿命は延びると考えるのが

普通では無いでしょうか、其の前にエミゲンで交換するから関係ねぇ
というご意見も在るでしょうね、実際の運用と物理的なダメージは
どのようなものでも一緒です、それより音質に拘った方が正しいと
思えてきますね。

-------------別解----------------------

昔、学校で明るさの違う白熱球を直列に繋いで実験した経験ありますか?
本来、明るい方が暗くて、暗い方が明るく点灯し逆転現象が起きますよね
実は、ヒーターフラッシュ現象にもそれがあてはまると考えて居ます
つまり何が言いたいかと成れば

トランスレス五球スーパーの場合、AF出力の35A5や整流管35W4等は
文字通りヒーター定格35Vです、一方で12BE6や12BA6も文字通り
12Vですね、此れ等を全て直列配線して動かしている訳ですから電球と
同様に幾ら整合を計っても誤差範囲に在ったとしても真空管の交換など
修理を行った際に果たして其の整合性は保てるのか疑問です。

また、整合の取れた真空管を並べたとしても真空管の室温状態から定常
動作までの立ち上がりの時の整合性は考えられて居るでしょうか其処にも
疑問を感じます、過渡現象は必ず在って其れを経て立ち上がるのですから
電源投入から定常動作までの間は必ず何処か弱いところにしわ寄せが
起きていると考えるべきです。

次に、真空管それぞれについてもミクロ的に解析すれば同様の事象が
起きているのです。

フィラメントは石綿状のものが塗布されているが電極脚の部分は
剥き出しになっている、この時、コイル状のものもあれば、真っ直ぐ
延びたものもある、だが、二つとも共通しているのはフィラメント
で変わりは無く石綿状の物が塗布されている、この事に注目すると

コイル状の剥き出し、と、真っ直ぐの剥き出し、それらの違いは
フィラメントの長さに在りますね、コイルは真っ直ぐにすれば
其れだけ延びると言うことになります、従って、真っ直ぐのものと
コイル状のものとでは同じ剥き出しでも抵抗値が異なると言えます。

この時、電源が投入されると石綿状の方はまだ冷えていて抵抗値が低い
然し乍ら剥き出しの方は抵抗値が忽ち高くなる、それは石綿が無いからです
熱の逃げ場が少なくて忽ち強く発光発熱する

これは即ち、先に申した
明るさの違う白熱球を直列に繋いだのと
同じだと言えるのです、ヒーターの場合だと抵抗値の低い方が明るい電球
に相当し暗い、石綿が有る為に熱が上がらず抵抗値は低いままですからね

一方で石綿の無い部分は熱がすぐに上がって抵抗値が高くなります
これ即ち暗い電球が明るく点灯するのと同じに成りますね、ただ引っかかる
事が在ります、其れは剥き出し部分の長さです、ヒーターそのものは
抵抗紐(ひも)と同等です、同じ素材で剥き出しか石綿かの違いです
剥き出し長さは石綿長さより全然短い事から電球に例えた場合明るい

電球が剥き出し部分相当ではないのか、つまり上での解析とは逆に
考えられる訳ですね、そう成るとややこしく成ってきますが、熱に
注目すると剥き出し部分は自由に放射出来るからヒーターフラッシュ現象
が起きる、だが石綿部分は放射が抑制されるからヒーターフラッシュ現象
は起きないとも言えますね。

次に、剥き出し部分がコイル状のものと真っ直ぐなものとでは
コイル状のほうが確実に抵抗値は長い分だけ高くなって居ます
コイル状 = 抵抗値高い
真っ直ぐ = 抵抗値低い
この結果からも判るように抵抗値の高いコイル状のフィラメントは
直ちに発光しヒーターフラッシュ現象を引き起こす、
真っ直ぐなもの
は抵抗値が低く発光しにくい上に、熱は電極脚にも石綿にも逃げる
ので余計に発光しにくく成る、
という結論に至ります。

やがて時間と共にフィラメントは温度が均一になり明暗の差は無くなる
一方で電極脚の部分は温度が低いことから溶接部分も電極脚と同じ温度
に成って居り抵抗値は低く暗く既に発光しているフィラメントの方に熱も
発光も集中し収束する、これが真空管の安定した状態です。
eot

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絶縁テスト回路 [パソコン・インターネット]

こんな簡単な回路で出来ます↓
サイズ変更回転IMG_1249.jpg
この場合、DC24V 又は 0V が太地アース(F,G)と短絡すると
PL1 or  PL2 が明るく点灯することで判明します
正常であれば PL1 と PL2 はボヤッと暗く点灯します

え?
っと思いますか?簡単過ぎると。

然し乍ら先人達はこれ程簡単に絶縁テストを行って来たのです
但し、インピーダンスは可成り低くMΩでもKΩでも無くあくまでも
短絡を検出することを目的としているので設備としての絶縁試験は
別途規則に沿った方法と機材で行わなければなりません
毎日の点検項目として筐体、大地アースとの短絡が起きて居ないか
を目的とした回路です

下記のような動作を示します
・P24V←→F,G 間の短絡
 PL2が明るく点灯する
・0V←→F,G 間の短絡
 PL1が明るく点灯する
・正常ならば
 PL1 / PL2 が昼行灯の様にボヤーと点灯する
・絶縁テストは TEST ボタンを押す
・ランプは 30V 程度のランプを遣う
・両方短絡すれば電源自体がダウンします

これで完璧なのです、ランプは切れていれば即、判明する
操作パネルにランプを2個 + TESTスイッチ1個を並べて
おくだけで絶縁監視が可能となります。

もっと多くのラインの絶縁テストを行いたい場合は?
例えば P24V  0V  N24V  とかですね、考えてみましょう
結構面白いと思います。
eot

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フライパン割り [パソコン・インターネット]


新しいフライパンを購入すると「古いフライパンって不燃ゴミ大丈夫?」
と言う素朴な疑問が湧いてくる、大田区の場合も 30cm 以下であれば
不燃ゴミで出すことが出来る。

だから購入する時、直径 30cm 以下を購入するのだが、ちょっとした
問題があるのだ、其れは、把手部分だ、把手は外れるから良い
のであれば問題無いが外れない場合、または外しても 30cm 以下に
成らない場合は知らんぷりして出して良いのか?

今回の場合は廃棄するフライパンは 28cm なので良さそうだが
把手を外しても最大で 32cm あるのだ、此の儘、不燃ゴミで出しても
持って行って呉れるだろうが、折角の機会なので 
二つに割ってみた

左が購入したもの、右が廃棄するものだ ↓
回転IMG_1227_R.jpg

先ず、必要な道具
・電ドラ
・キリ(今回は10φ)
・カナノコ
IMG_1231_R.jpg

先ずは端っこの方から穴を開けていく

IMG_1232_R.jpg

キリを斜めにすると長穴に成ります
電ドラはトルクが足りないので途中でAC100Vのものに
変えました

IMG_1233_R.jpg


IMG_1234_R.jpg


IMG_1235_R.jpg

このくらい開ければ大丈夫後は楽勝です

IMG_1236_R.jpg

切り粉が出ます、危険なので目に入らない様に本当は
安全ゴーグルが欲しいですが、取り敢えず瞼を細めて
開けましょう

IMG_1237_R.jpg

床にも飛び散るし絨緞やカーペットの目地に入り込みます

サイズ変更IMG_1238_R.jpg

両隅にカナノコで切れ目を入れます

IMG_1239_R.jpg

28cm ↓
IMG_1240_R.jpg

これが問題の32cm ↓
IMG_1241_R.jpg

アルミ素材がやや堅いので パキッ と割れます
エッジが立っていて危険なのでガムテープを貼りました

IMG_1244_R.jpg

此で安心して不燃ゴミで出せます

IMG_1245_R.jpg

机の上は切り粉だらけ、パンくずのヘラが便利ですよ

IMG_1246_R.jpg

カーペットはコロコロで取れました

IMG_1247_R.jpg

こんなに落ちていました

IMG_1248_R.jpg

割るとき、ゆっくりチカラを入れる様にして下さい
思いっきりチカラを入れると パキッ と行って突然の体重移動で
怪我をするかも知れません、様子を視乍らゆっくりがベスト。

eot

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導電ブザーを造る [パソコン・インターネット]

昔の満身創痍のブザーと其の後継器のブザーと二つ所有してるが
後者を改造し自分が使いやすいように仕様を決め設計し改造してみた
音が特徴的で二重和音に成っています



古いブザー音はこんな音です



古いブザーとの主な仕様相違は以下の通り
・プロテクションを強化する
・テスト・プローブに±40V印加しても破壊しにくい
・単調音では無く、二重和音にする
・測定抵抗値は最大50Ωとする
・1.5Vまで電池電圧値が低下しても動く

左側が今回改造するブザー

modified buzzer.jpg
こんな感じになりました、ICはC-MOS Type 555 Timer2個です
サイズ変更DSCN1498.JPG
C-MOS Type 555 Timer片方は638Hz

サイズ変更DSCN1490.JPG
もう片方は1.33KHz
サイズ変更DSCN1491.JPG
実際のスピーカーの波形
サイズ変更DSCN1492.JPG
回路図、ダウンロードはこちら

サイズ変更555W continuity checker.jpg
----- 設計後記 -----
「プロテクトしていると言うがAC100Vとか突っ込んだらどうなるんだよ」
と云う意見がありますが、はっきり言います「壊れるに決まってるだろ」と
例えばの話ですよ?テスターを遣う者は或る程度技術的なスキルを
持って居る、正しい使い方を心得ているべきだ、そう思うのです。

例えば、電流値測定レンジでAC100Vに突っ込んだらテスターが一瞬で破壊
しますよね、それと同じだと思うのです、間違いには其れ成りの代償が在る
ものなのです、そうはいうものの例えば制御盤などでDC24Vだらけの
配線の導通チェックを行ったとしたら、やはりプローブに24Vは印加される

リスクが高いです、その時に簡単に壊れて仕舞うと、折角出張で来たのに
何も解決しない可能性も出てくるわけです、其の意味で導通チェックで
壊れにくいレベルを模索した結果、耐印加電圧値±40Vとしたのです
但しサージ耐圧はもっと高くサージアレスタの実力範囲と成ります。

Timer 555 ICですが C-MOS型で無いとダメです理由は低電圧でも
動かなければならないからです、1.5Vでも音は出ますが実験では1.25Vでも
音が出ました。

「えー? PIC遣えばもっと簡単ジャン」
と云う意見があります、ならば「やってみなはれ」と言いたいですね
PICで1.5Vで動くデバイスって例えば秋月電子辺りで手軽に安価で買えますか?
部品の入手性や単価を考えての回路です。

二重和音にした理由は一重に音域が広いから聞きやすいという理由です
二つの音と和音と合計三つの音ですから聞きやすいです。

プローブを何故電池と電池の間から出すのか、電源側に無いのは何故か
此れは昔からの私の手法です、3V or 0V から出すと基板回路に直接繋がります
直接異常電圧を印加するのでは無く、電池を隔てた壁一枚向こう側の方が
間接的で安全性に説得力が生まれます、電池は壊れてもコンビニでも買えますが
部品は買えませんよね、出来るだけ外乱要因からICを遠ざけるのは基本だと
想います。

eot

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導通ブザー [パソコン・インターネット]

私の愛用する導通ブザーはもう満身創痍でご覧の通り
IMG_1134.JPEG

1994年に秋葉原の商社から購入したものだが
実はもっと古い初期型を持って居た、其れは息子が
「この音が良い」と言うのであげて居る
初期型は写真のものとは中身が違い全てトランジスタと
CRで組まれていた。

IMG_1132.JPEG

取扱説明書もご覧の通り破れてしまった

IMG_1133.JPEG

ところが初期型の回路をパターンを追いかけて
書いて置いたのだ、造って鳴らしてみようかなと
思っている。

IMG_1131.JPEG


追記 2021/06/04
一番古い SUN CHECKER をブレッドボードで組んでみました
其の結果ですが止めました、理由は以下の通り
・音が善いとは思えない
・スピーカー両端電圧をオシロスコープで観測すると
 乾電池は3V在るが波高値は1.5Vぐらいしか出ない
・デューティ比が酷い、1対9 ぐらいに出る
・パルスの為、高調波が出るから聞こえやすいと感じる
・わざわざ作り直すメリットって在るのか?疑問を感じた

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先人の回路に学ぶアナログ [パソコン・インターネット]

1991年の回路です、未だWindows 3.1の頃
Appleは新型ポータブルコンピュータ「PowerBook」で
Intel は i486 の時代でした、この頃機械制御には既に
シーケンサー、又は PLC とも云われる専用制御機器が
遣われて居ましたが高度な制御には Z80 CPU が現役で
動いていた時代です。

下の回路は Z80制御でB/W- CRTに文字を出すための
回路です↓
sync.jpg

上記、 R15  10Ω に注目しました
何の為に電源ラインに入れているのかですが
出力は Q2-E → R14(75Ω) → S  CRT/1 の経路で
出てくる SYNC 信号です、V+H の両方が出て
上の方にある R/G/B が色信号ですね
もうお判りと思います、出力の負荷側で短絡が
発生したときの電流制限抵抗です
出力75Ω + 10Ω で短絡した場合でも 5/85Ωで
電流制限が掛かりおよそ59mAで抑えられます
従ってQ2 2SC1815は100mAは流せますので
保護される事に成ります。


次の回路は出力回路ですが多いに悩みました

2k.jpg
其れは何かと言いますと R102  2KΩ 1/2W です
何故出力に並列に入っているのか、判りますか?

この出力基板にはPLCが繋がって居ます
三菱PLC K0J2 シリーズです
1991年には廃番に成って居ましたから情報を
ネットで捜すのには苦労しましたが、結果、入力回路は
フォトカプラで受けて居て且つ電流値は10mAである事、
電圧は+24Vで0Vコモンである事が判りました
詰まり、OFF = OPEN = 24V    /    ON = CLOSE = 0V ですね。

さて、其処で困り果てて仕舞ったのです
上記の出力回路はフォトカプラの出力を二段のダーリントン
でドライブして居ますよね、ダーリントンですから hfe は数百~
数千に成ります、然かも2SD235は絶対最大定格40V/3Aですから
ちょっとしたソレノイドも動かせますよね

であるにも拘わらずPLCが必要としている 10mA 入力に
接続されているのですつまり何が言いたいかと成れば
・何故 2KΩが付いているのか(PLCに対してONしっぱなし)
・何故 40V/3A もの出力容量なのか(2SC1815一個で済む)


随分考えた結果下記の結論に至りました
--- 結論 ---
・この回路は基板化され製作メーカーさんの標準品
・出力容量が大きく設計されている
・負荷が PLC等の場合2KΩは実装しない

次にこれを検証します
下記の私の推測負荷回路をご覧下さい

サイズ変更DSCN1460.JPG

負荷をリレーとしました
当時も頻繁に採用されていたオムロンの LY4-DC24Vです
これに動作表示灯としてLEDを外付けしていた
こう推測したのです
当時のLEDは暗かったものです、今のような超明るいLEDは
特殊品扱いで量産には向いていませんでした、また、LED付きの
リレーも在ったのでしょうがその分単価が高くなります
もっと言うと +/- が決まって仕舞い交換したくとも逆接続に
成るので断念した、という現場の話も在りました

なのでLEDは外付けとした
次に当該リレーのコイル抵抗値はカタログから 350Ω です
LEDに流す電流値を 15mA としたときの制限抵抗値は 1.6KΩとします
このリレーを上の出力回路に接続したとき、重ね合わせの理から
計算すると出力回路 = OFF = 10.4mA が 2KΩに流れ続けます

従って 2KΩ の両端の電圧値 = 20.8V と成りますね
更に計算するとリレー印加電圧値 = 24 - 20.8 = 3.2V ですから
リレーは ONしません
リレーのON/OFFにはヒステリシスが在ります当該リレーでは
ON = 60% (14.4V)
OFF = 20%  (4.8V)
それぞれ電源電圧値の百分率です

ONする為には遙かに電圧不足、一旦 ON した後でも
3.2V ならば確実に OFF しますね
いやいやそれでは 2KΩ の説明に成って無い
そのとおりですこれは詰まり

2KΩ を入れた目的は断線チェック機能に在る

そう考えるのが妥当だろうと思いませんか?
設備も古くなってくると接触不良が起きますが

・2KΩ を入れた事でリレーの LED が暗く点灯している時はOFF
 明るく点灯しているときは ON と識別できる

詰まりいちいち導通チェックをしなくても出力回路に接続されて居る
ことがひと目で分かる、但し部屋を暗くしなければなりません
その程度だったら現場で簡単な事ですよね

この推測、間違っているかも知れませんが私なりの結論に
至りました、先人達の現場での苦労が回路に繁栄している
こうしたノウハウは絶やしたくないですね。

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PICマイコン MPLABX-v5.50 リリース [パソコン・インターネット]

PICマイコン用開発TOOL MPLABX-v5.50 がリリースされました
相変わらずアセンブラ・コンパイラMPASMは無視された儘です。
アセンブラでコンパイルするならば v5.35 以前のバージョンが
bandicam 2021-05-20 09-29-45-011.jpg
bandicam 2021-05-20 09-39-36-369.jpg
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TRB-611 1963年富士電機6石トランジスタ・ラヂヲ [パソコン・インターネット]


神奈川県海老名市のフリー・マーケットで入手

既に同型機は所有していて二台目と成ります、一台目
もっと程度が良くほぼ完璧な状態ですが二台目は其れ成りに
劣化が起きています

DSCN1321_R.JPG

スピーカーのメッシュ板に凹みが在りません
前の持ち主は丁寧に扱っていたと思います

DSCN1317_R.JPG


電池は9V(006P)です、当時のデバイスで単三2本の
3V駆動は結構ハードルが高かったからです
緑青錆出てきますね、今は綺麗にこそぎ落としてあります

DSCN1315_R.JPG


基板はいわゆる「ベーク材、紙エポ」大量生産向きの低コスト
当時は今のようなガラスエポは高価で量産には不向きでした

DSCN1313_R.JPG


画面中央に視えるオレンジ色の部品はゲルマニウムダイオード
富士電機のロゴが確認されます

DSCN1343_R.JPG


画面中央に視える銀色の部品はトランジスタ、左からEBCでしたね
当時は皆んなCAN-Typeでした、
成長接合型トランジスタ
と云う種類も在りました、それはSONYの前身、東京通信工業
時代のトランジスタです、これがそうかは不明です

DSCN1344_R.JPG
段ボールに入れてストックします使うことは無い。
EOT

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Keyence PLC ソフトウェアアップデートしました KV STUDIO Ver.11(日本語版) [パソコン・インターネット]

いわゆるラダー方式です、ブール代数方式ではありません
ダウンロードは登録が必要、
基本的に有料ですが
体験版が在ります、私の場合十年以上前にPLC(KVシリーズ)購入した時
営業マンのサービスでダウンロード・アカウント頂戴しまして
其れ以来、PLCと共に使用し続けて居ます。

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Amazonで購入したミノムシ・クリップの非道さ [パソコン・インターネット]

安かろう悪かろうの典型的商品だ。
コスパ抜群に思えたミノムシ・クリップだが最低最悪の商品だった
これに五つ星を付ける人、騙されている事に気がつくのは何時だろう。

bandicam 2021-04-26 13-34-05-740.jpg
商品はミノムシ・クリップ単体の物、と、電線配線を施した物、と、両方
在ります、この写真はミノムシ・クリップ単体の絶縁スリーブを外した写真
見てお判りの通り軸が外れた儘、加締めして居るため元に戻らない。

DSCN1304_R.JPG
これは全てに言えることですが口を閉じたとき、歯が合わないで
左右どちらかに逃げます、造りがいい加減で二つのパーツの内径・外形が
合わない、つまりブカブカしているという事です。

DSCN1303_R.JPG
写真を良く見ると上の金具の指に当たる部分が斜めに傾いています
絶縁スリーブに嵌めると何故かヌルヌルしていてクリップを開こうと
チカラを入れると中のクリップが逃げて倒れるのです。

DSCN1306_R.JPG
酷いのはこれです、半田付けされて居ません銅線を折り返して
電線を固定する爪を曲げてそれに沿わせて居るだけです、これが
原因で導通テストすると動かしたとき断線するのです、これは早晩
導線が酸化すると接触不良を引き起こします、電流値が大きいと
ここから発火する危険性をも帯びて居ます。

DSCN1310_R.JPG
こんな造りを指導している人が居るとすれはそれは犯罪です。

DSCN1311_R.JPG

賢明な皆様は決して購入しては成りません、こういう道具を
使っている時点で技術者として失格、信頼は壊れます。
eot

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修理 横河メータ&インスツルメンツ(YOKOGAWA) デイジタルマルチメータ 732-01 [パソコン・インターネット]

フリー・マーケットで100円で購入した壊れた DMM です
電池入れても全く表示も出ませんでした。↓
dmm.jpg

メーカーが一流なので直してみようと購入して来ましたが元々安いん
ですね。↓

bandicam 2021-04-12 17-32-16-618.jpg
早速、開封してみました。↓
DSCN1280_R.JPG
これですね原因は、電蝕が進んでいます、パターン切れでしょう。↓
DSCN1281_R.JPG
IPAで洗浄したところ矢張りパターン切れです、湿度と印加された儘の
電位から電蝕が起きて切れたと推測しています。↓
DSCN1282_R.JPG
電池ボックスも電蝕が起きていて緑青錆が出ています。↓
DSCN1283_R.JPG
この間が導通無いって信じられませんね。↓
DSCN1284_R.JPG
パターン切れで導通無し、銅箔にレジスト処理ですが
電蝕が起きると黒く変色するのが特徴です。↓
DSCN1285_R.JPG
このランドはブザーの電極でバネで繋がります。↓
DSCN1286_R.JPG
電源線を切れていないパターンに繋ぐと動き出しました。↓
DSCN1287_R.JPG
電池ボックスの電線も交換、直接配線するしか方法がありません。↓
DSCN1288_R.JPG
電池に繋がるパターンを捜して繋ぎ直ししました。↓
DSCN1289_R.JPG
さて、問題は押し釦スイッチが無くなっていることです
仕方無いのでパターンを捜してリード線を出します。↓
DSCN1290_R.JPG
こんな感じです、SWが問題です。↓
DSCN1291_R.JPG
取り敢えず手持ちのスイッチを付けました。↓
DSCN1292_R.JPG
うん、かっこ悪いけど自分が使うんだし。↓
DSCN1293_R.JPG
グラグラしますが電池交換の時、スイッチが邪魔しない様に
してあります。↓
DSCN1294_R.JPG
100円で遊べて道具として使えるなら楽しいですよね
フリー・マーケットは壊れたモノが圧倒的に多いですが
判っていれば直す楽しみを買うことが出来ます。
DSCN1295_R.JPG
追伸2021/04/22
その後、孫にあげました、壊して憶えるで良いので。
EOT

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ものすごいアーカイブ [パソコン・インターネット]

bandicam 2021-04-09 19-00-56-175.jpg
私は設計事務所をやってますが回路設計では絶対必要な
データシートをほぼ100%インターネットでダウンロード
して使用しています、其れは他の設計者も同じだと思いますが
問題も在ります、問題の一つとして古いデバイスのデータシート

それがなかなか見つからない、昔、持って居たPMIとかBurr-Brown
とかTeledyne Technologies とか Datel とか懐かしいメーカーは
皆んなM&Aで名前が変わり、「あれ?今は何て会社名だっけ・・・」
って成ります、然かもそうした分厚いデータシート、データブックは
皆んな処分してしまって手元に無くなって久しいのですが、今から
思うと其れ等のデータシート、データブックにはデバイスの基本

データだけで無く必ず応用回路が例として載っていたのです
其れはとても有益で下手な月刊誌(わかりますよね、虎技とか)
専門書より確実に動く回路が載っていて重宝したものです
時々思い出してはあのデータシート、データブックは処分しなけ
れば良かったなぁ、って時々思うんですが、其れ等が殆ど網羅

されたサイトを見つけました、ダウンロードしようとすると
恐らく数百GB超える量だと思います、ただ、日本のメーカーは
少なく例えばJRCとかはありませんでした、が、兎に角もの凄い
アーカイブです、米国のエレクトロニクス関連の雑誌なども

アーカイブされて居るだけで無く、pdfファイルは全てOCR処理
が施されていて文字列に依る検索がとても簡単です数千頁に
及ぶデータブックでは絶対便利ですよね。

リンクを載せようと思いましたが迷惑が掛かると不味いので
ちょっとズラした表現で書いておきます、あとはググって
出てきます。

びー・あい・てぃ・えす・えい・ぶぃ・いー・あーる・えす
どっと・おー・あーる・じぃ

もの凄い量なので全部ダウンロードしようなんて絶対思わない
で下さい、それとインターネットでデータシートを公開している
専門サイトありますが、そういうサイトは此処を使ってダウンロード
して公開している?のではないですかね。
bandicam 2021-04-09 19-07-06-579.jpg

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SONY ICR-S10 1984年 [パソコン・インターネット]

このラヂヲを検索すると キット販売 が出てきます
ラヂヲの組立を通じてエンジニア養成にSONYも一役買ったのでしょう
然し乍ら私の意見はちょっと違います、組み立てにくいのです
嫌気が射して途中で放棄した人も居る、そう思います、理由は
ダイアル機構です、バリコンの円盤に歯車が切って在りそれが
ダイアルベルトを回すのですが実に組み立てにくいのです
ピンセットすら入りませんで何度も何度も試してみてやっと
入る、というものです、根性を試すなら別ですが。
フリー・マーケットで購入、100円でしたので多分壊れている
だろうと思ったのです、直すのが楽しいので、でもスンナリ動作
しました。↓
DSCN0736_R.JPG
今時、AMだけのラヂヲって需要無いですよね、スマホが在れば
ラジコとか在りますし、あくまでも災害時などの需要と私の様な
コレクターの需要しか無いと思います。↓
DSCN0761_R.JPG
DSCN0762_R.JPG
DSCN0763_R.JPG
DSCN0764_R.JPG
DSCN0765_R.JPG
DSCN0766_R.JPG
電池ケースの液漏れ跡は無し、それは善いのですが設計が悪い
これでもソニー設計かと思える悪さ、理由はこうです
電池はUM3 x2 です、左がプラス向き、右がマイナス向き
先ず、左が隠れるので一本入れます、次に右側に入れるとき
すんなり入れられない、つまり、右に一旦寄せて真ん中を
押す、と云う方法を摂らないと右側のバネが曲がって仕舞う
のです、設計課長、こんなの承認したのかヨと言いたいです。
DSCN0767_R.JPG
錆、緑青錆は在りません↓
DSCN0768_R.JPG
DSCN0769_R.JPG
ウレタンはどうしようもないですね↓
DSCN0770_R.JPG
開封します↓
DSCN0854_R.JPG
なんともシンプル↓
DSCN0855_R.JPG
この時代のラヂヲはやっとICが採用され部品点数が減っていく
方向に向かう時代、IC化しているものの周辺部品はけっこう多い
特に電解コンデンサーは仕方無いとしても局発OSCコイルと
中間周波IFTは残っています、抵抗が一本ぐらいしか在りません
なのでIC化はそういう部品削減が目的だったのでしようね
ですがトランジスタ・ラヂヲの原理を理解するにはこんなの
キットで売っても半田付けと組立の練習にしかならないです
スーパーヘテロダイン、ってICにしたらもう判らないでしょ
原理を学ぶ部分が抜け落ちて所謂片手落ちです。

DSCN0856_R.JPG
CX-845 もうpdfすら見つかりません。↓
DSCN0857_R.JPG
DSCN0858_R.JPG
DSCN0859_R.JPG
これこれ、このダイアル部品が組立し辛い元凶です。
DSCN0860_R.JPG
スピーカーはカラッカラに乾いています。↓
DSCN0861_R.JPG
スピーカーのメッシュが凹んでいないのは善いですね。
DSCN0862_R.JPG
積年の塵埃を掃除↓
DSCN0863_R.JPG
時には虫が入っていたりします↓
DSCN0864_R.JPG
早速ベビーオイルを塗布、今のところ問題無し、そろそろ
十年経過しますが安定しているのを確認済みです、ボイスコイル
が剥離しないか心配なんですよ。↓
DSCN0865_R.JPG
丈夫になります↓
DSCN0866_R.JPG
電池のプラスはピン接触で基板に直接接触します、配線工数
の削減を狙ったのは効果的です。↓
DSCN0867_R.JPG
ピン接触の痕は凹んでいますので追い半田します↓
DSCN0868_R.JPG
当時のLEDは将に昼行灯、最近の高輝度LEDに交換します
DSCN0869_R.JPG
交換前↓
DSCN0870_R.JPG
交換後↓
DSCN0871_R.JPG
背面ケースのひび割れ防止にベビーオイル塗布↓
DSCN0872_R.JPG
明るいです、これだけ明るいと非常時手元の文字が読めます
DSCN0873_R.JPG
ストックします、使うことは無い。
eot
 

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お風呂ラヂヲ、東芝TY-BR30の修理 [パソコン・インターネット]

2012年に秋葉原ヨドバシで購入したお風呂ラヂヲの修理です
東芝 TY-BR30 当時価格4,480-
子供の成長に連れ乱雑に扱われアンテナが折れ、先日は電源
スイッチのシートが破れ防水性が失われました、動画は完成後
の動画です。



チャイナウィルスの影響で殆どのフリー・マーケットが中止に成る中
西葛西の公園で分散開催され「あれっ?ウチのと同じだ」と成って丁度
壊れ掛かって居るので購入、500円をクラックが入っているので400円
に値切りました。↓
DSCN0736_R.JPG
ダイアルパネルにクラックが入っています、これで防水は
不完全になっています。     ↓
DSCN0771_R.JPG
早速電池UM2 x 3 を入れて電源投入したところ動作しました
ところが、ちょっと動かすと電源が落ちるのです「えっ?」
という感じです、値切って正解でした。↓
DSCN0772_R.JPG
DSCN0773_R.JPG
DSCN0774_R.JPG
DSCN0775_R.JPG
このアンテナと操作スイッチパネルが使えます、修理はいわゆる
ニコイチで部品取りして修理する事にしました、基板は使わない
事で電源が突然落ちる事と無関係になります。↓
DSCN0776_R.JPG
早速開封、ビス七本、グルリにパッキンが入っていて防水性を
確保しています、にしても中身はガラガラ。↓
DSCN0830_R.JPG
スピーカーコーンが透明です、紙では無く耐水性、防水性に
優れた素材を使用しています。↓
DSCN0831_R.JPG
半田付けは職業柄視ます、「うーん・・こんなモンか量産品だし」
もうちょっとキレイに出来ないモノか。↓
DSCN0832_R.JPG
チューニングダイアルノブ、ボリュームノブ、それぞれに防水
パッキンが入っています。↓
DSCN0833_R.JPG
この操作シートを使います。↓
DSCN0834_R.JPG
左側が修理対象の我が家のラヂヲです、アンテナ、酷いですよね。
ちょっと恥ずかしい。↓
DSCN0835_R.JPG
このハートの部分が電源スイッチ、此処が破けたのです
仕方無いのでプラスチック製トランプを切り抜いてシリコン系
接着剤で貼りました、なのでちょっと強く押さないとONしません。
DSCN0836_R.JPG
DSCN0837_R.JPG
DSCN0838_R.JPG
これは今回フリー・マーケットで購入したラヂヲ、ダイアルパネル
にクラックが入っています。↓
DSCN0839_R.JPG
左が修理対象ラヂヲ、右が部品取りラヂヲ。↓
DSCN0840_R.JPG
防水シートは破けるって話ですよね、トランプの絵柄が
見えています。↓
DSCN0841_R.JPG
DSCN0842_R.JPG
ベビーオイルを塗布しました、丈夫に成るかも知れません。
DSCN0843_R.JPG
積年の汚れ。↓
DSCN0844_R.JPG
DSCN0845_R.JPG
完成。↓
DSCN0874_R.JPG
DSCN0875_R.JPG
DSCN0876_R.JPG
操作パネルにはブックテープを貼って補強しました、特に
電源スイッチ部分は二重です。↓
DSCN0877_R.JPG
部品取りしたラヂヲ、とうしようか、捨てるか。
DSCN0879_R.JPG
DSCN0880_R.JPG
引っ越す前に住んでいた家の風呂は西日が燦々と差し込むので
すっかり変色して居ますね。
DSCN0881_R.JPG
eot

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電子レンジ RF-SD10 SHARP ダイアル不良の修理 [パソコン・インターネット]

2006年に購入した電子レンジです、未だ使っているんですよ
二度修理して今度で三度目
一度目、押し釦スイッチ不良(レンジ、スタート)2個
二度目、ピーピー音をスイッチでON/OFF可能にする(早朝うるさいから)
三度目、ダイアル不良、回すと時間が飛んでなかなか設定出来ない←今回はこれ

数十秒~数十分の時間設定は回転ダイアルで設定するのですがクルクル
回していると突然数十秒から数十分に飛んだりするのでいつも苛々して居ました。

原因
回転ダイアルの接点不良

先ず電子レンジはこれです
RF-SD10 SHARP ↓
21157010263.jpg

今回の不良は右下の丸いダイアル、基板を取り出します

DSCN0681_R.JPG

ダイアルはこれ↓
DSCN0687_R.JPG
四本の爪を広げれば簡単に開封できます↓
DSCN0684_R.JPG

摺動子が合計四本在ります、此れのバネ性が弱くなっている
ので接触不良が起きているのです、なのでピンセットでそぉーーっと
持ち上げてやります、やり過ぎて折れたらお仕舞い。

DSCN0686_R.JPG

ノブ側は接点が円周上に並んで居ます、方向は二つのパルスで
CW/CCWを決めて居ます、定番ですよね。

DSCN0685_R.JPG

元に戻して完了。
今時の電子レンジはもっと高機能ですが私にはこれで充分です
牛乳を暖めたり餅を軟らかくしたりする程度には高機能は不要。

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簡単なHi Low チェッカー [パソコン・インターネット]

ロジック回路をいじっていて、オシロスコープが在れば
其れに越したことはないのですが、もっと簡単にHi/Low
ぐらい判れば良いのに・・・と思うことがあります。

そこで便利なのはこのツール、と言ってももう売ってない
と思いますし、他にも方法はあるかもしれませんがね。

DSCN0663_R.JPG

岩島電子工業 パルスチェッカー ロジパルサー LOGIPULSER NR-2100
30年以上前に遡り、同僚から頂いたモノです、電源線だけは取り替えました
電源線はオムロンセンサーの電線で耐油、耐熱、耐寒、仕様なので現場に
強いのです、普段は工具箱の肥やしですがイザと言うとき役に立つツールです。

今はオークションなどは見つかります。

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MPLAB X IDE ソースに赤い波線が出る問題 [パソコン・インターネット]

PICのコンパイラにはMPLAB X IDE を使いますが
何の問題もないのにソースに赤い波線が出る事があります
エラーなのか?
ト心配になりコンパイルすると普通にコンパイル出来る
「何なんだよお前さん!!」とブツクサ言いながらプログラミング
して居ましたが、やっと原因が判りました
XC8 のバージョンです
バージョンが新しいから良い、のでは無く、インストールした時
のバージョンと符合するかしないかの違いの様子です。
先ずは症状が出ている画面↓
サイズ変更DSCN0658_R.JPG

プログラミングしていても何か不安で精神衛生上良くないです
で、XC8を古いバージョンにしますと

DSCN0659_R.JPG

このように直るのです。↓
DSCN0660_R.JPG

マイクロチップさん、こういうの何とかしてよ
儲かってるって話ですよね。


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PIC12F683 DIP SW可変パルス・ジェネレーター(PG) [パソコン・インターネット]

新しい装置の開発が終わると次に考えなければならないのは
修理、校正等で返ってきた時の事です、迅速に診断するため

には治具が必須です、今回は診断に必要なパルス・ジェネレ
ーターを造りました、とても簡単な回路です、PIC12F683
これ一個と僅かな周辺部品で実現出来ます。
現物はこれです↓
DSCN0662_R.JPG

パルスの周波数はロータリーDIP SW
を使い15種類の
パルスが出せます、精調時には高精度のパルス・ジェネレーター
が使える様に外部入力と内部と切替えられるようにしました。

回路は下記の通り。↓
bandicam 2021-01-24 17-13-06-889.jpg

PICKIT3でプログラムの書き換えは可能ですがオンボードで
実行する場合は
ロータリーDIP SW を F に設定しなければなりません
何と成れば使用
ロータリーDIP SW はノーマリー・クローズなのです
従って F  にすればDIP SW は回路から切り離されPICKIT3の信号線は
恰もDIP SWが無いかの様にプログラミングの邪魔をしなくなります。
まぁ、CPUをIC SOCKETから抜き取って別途プログラミングすれば善い
のですけどね。

プログラムは以下の通りです、周波数はそれぞれの時間を設定すれば
良い訳でON/OFFの合計がワン・サイクルですから直感的で判りやすい
ですね、ただ、精度を出すにはカウンター等で測定し精調しなければな
りません。

/*
 * File:   2400m_jigosc_v101.c
 * Author: maru
 * Pluse Generator by DIP-SW
 * Created on 2021/01/24, 9:38
 * 参考ホームページ↓
 * https://sites.google.com/site/tmkit8/12f683/lian-xi4-pic12f683
 * https://monozukuri-c.com/langc-bitoperation/
 */


#include <xc.h>

#pragma config FOSC = INTOSCIO
#pragma config WDTE = OFF
#pragma config PWRTE = ON
#pragma config MCLRE = OFF
#pragma config CP = OFF
#pragma config CPD = OFF
#pragma config BOREN = OFF
#pragma config IESO = OFF
#pragma config FCMEN = OFF

#define _XTAL_FREQ 4000000
/*DipSW*/
//DipSW1 SW1 GP0 7pin
//DipSW2 SW2 GP1 6pin
//DipSW4 SW3 GP2 5pin
//DipSW8 SW4 GP3 4pin



int main(void)
{
    OSCCON=0b01101000;
    ANSEL=0b01100000;/*設定全てデジタル & Fosc/64*/
    TRISIO=0b00011111;
    OPTION_REGbits.nGPPU=0;/*ポートプルアップを使いたい場合は、このオプションレジスタを0で有効にしておく*/
    WPU=0x17;//2pin以外全部内臓プルアップだがGP3(4pin)は仕様で外部抵抗が必要//
     /*↓↓念のためにコンパレータを無効にしておく*/
    CMCON0 = 0b00000111;//これをヤラないとGP2 GP4 しかプルアップ出来ない
    int mask = 0x0F;//GPIOの下位4bit(GP3,2,1,0 DipSW入力)を抽出する
    
    while(1)
    {
        //DIP SW=1---------------
        if((GPIO & mask)==0x01)
        //if(GP0==1&&GP1==0&&GP2==0&&GP3==0)
        {
        GP5 = 1;
        __delay_ms(50);
        GP5 = 0;
        __delay_ms(1500);
        }
        else{}
        //DIP SW=2---------------
        if((GPIO & mask)==0x02)
        {
        GP5 = 1;
        __delay_ms(50);
        GP5 = 0;
        __delay_ms(1400);
        }
        else{}
        //DIP SW=3---------------
        if((GPIO & mask)==0x03)
        {
        GP5 = 1;
        __delay_ms(50);
        GP5 = 0;
        __delay_ms(1300);
        }
        else{}
        //DIP SW=4---------------
        if((GPIO & mask)==0x04)
        {
        GP5 = 1;
        __delay_ms(50);
        GP5 = 0;
        __delay_ms(1200);
        }
        else{}
        //DIP SW=5---------------
        if((GPIO & mask)==0x05)
        {
        GP5 = 1;
        __delay_ms(50);
        GP5 = 0;
        __delay_ms(1100);
        }
        else{}
        //DIP SW=6---------------
        if((GPIO & mask)==0x06)
        {
        GP5 = 1;
        __delay_ms(50);
        GP5 = 0;
        __delay_ms(1000);
        }
        else{}
        //DIP SW=7---------------
        if((GPIO & mask)==0x07)
        {
        GP5 = 1;
        __delay_ms(50);
        GP5 = 0;
        __delay_ms(900);
        }
        else{}
        //DIP SW=8---------------
        if((GPIO & mask)==0x08)
        {
        GP5 = 1;
        __delay_ms(50);
        GP5 = 0;
        __delay_ms(800);
        }
        else{}
        //DIP SW=9---------------
        if((GPIO & mask)==0x09)
        {
        GP5 = 1;
        __delay_ms(50);
        GP5 = 0;
        __delay_ms(700);
        }
        else{}
        //DIP SW=A---------------
        if((GPIO & mask)==0x0A)
        {
        GP5 = 1;
        __delay_ms(50);
        GP5 = 0;
        __delay_ms(600);
        }
        else{}
        //DIP SW=B---------------
        if((GPIO & mask)==0x0B)
        {
        GP5 = 1;
        __delay_ms(50);
        GP5 = 0;
        __delay_ms(500);
        }
        else{}
        //DIP SW=C---------------
        if((GPIO & mask)==0x0C)
        {
        GP5 = 1;
        __delay_ms(50);
        GP5 = 0;
        __delay_ms(400);
        }
        else{}
        //DIP SW=D---------------
        if((GPIO & mask)==0x0D)
        {
        GP5 = 1;
        __delay_ms(50);
        GP5 = 0;
        __delay_ms(300);
        }
        else{}
        //DIP SW=E---------------
        if((GPIO & mask)==0x0E)
        {
        GP5 = 1;
        __delay_ms(50);
        GP5 = 0;
        __delay_ms(200);
        }
        else{}
        //DIP SW=F---------------
        if((GPIO & mask)==0x0F)
        {
        GP5 = 1;
        __delay_ms(50);
        GP5 = 0;
        __delay_ms(100);
        }
        else{}

    }

    return(0);
}

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消された MPLAB X IDE v5.45 [パソコン・インターネット]

最近、マイクロチップ社のコンパイル・ソフト MPLAB x IDE の
最新バージョン 5.45 がダウンロード・サイトから消されました
何か在ったんですかね?

私のパソコンには最新版の、MPLAB X IDE v5.45 がインストール
されて居ます、アップデートして居るかホームページに行って確認
するとなんとMPLAB X IDE v5.45が消えているのです ↓
bandicam 2020-12-21 08-43-00-463.jpg
ダウンロードをクリックすると、シレッと 5.40が出てきます↓
bandicam 2020-12-21 08-53-21-216.jpg
魚拓でも判る様に、MPLAB X IDE v5.40 に成ってますよね

因みに私のパソコンにインストールしたのは今年10月
実行ファイルの日付は 2020/10/16
v5.45と成っています。↓
bandicam 2020-12-21 08-43-23-422.jpg

bandicam 2020-12-21 09-01-23-438.jpg
と、いう事ですから、次回のアップデートからは v5.45は
無い、或いはスキップされる、という事に成ります、そう
しないと同じバージョンが重複して仕舞います。

まぁ私はアセンブラ・コンパイラが付いて居るv5.35を愛用
してますから良いけど、引っかかるのはマイクロチップ社が
v5.45にバグなのか何なのか問題が在るから削除したと考え
るのが普通でそれに対してユーザーにトップページで告知
すべきですよ、アセンブラが使用出来ない等、最近突っ走っ
ているのかユーザー目線を忘れている、丁寧さに欠けると
思うのは私だけではないと思います。
-------------2020/12/25 追加記事------------------------
再度 MPLAB X IDE v5.45 がリリースされました
リリースの日付は2020/12/23です

 

bandicam 2020-12-25 11-04-55-506.jpg

 

これですが2020/10にリリースされたMPLAB X IDE v5.45と
差異が在るのか無いのか判りません、ただ言える事は同じバージョンを
数ヶ月隔てて二度に渡ってリリースした事に成ります。

例えば下記のフォーラムですが記事のタイムスタンプは2020/10/24です
今日、2020/12/25から視れば未来予想記事になってしまいましたね

この空白の二ヶ月の不整合をマイクロチップ社はどう説明するのでしょうか。
bandicam 2020-12-25 11-06-16-466.jpg

こんな声が聞こえて来る様な気がします
「単純にリンクの不備です、同じ内容です」

ト成ればファイル比較した場合差異は無いと言う事に成ります。


-------------2021/01/25 追加記事二度目------------------------

同じバージョンの三度目のリリースです
2021/01/06に三度目の同じバージョンのリリースです

bandicam 2021-01-25 14-05-11-488.jpg

で、2020/12/25のバージョンと2021/01/06のバージョンに
差異は無いのか、疑問に思いますのでチェックサムを出して
みましたところ、同じでした、何なんでしようね。A7642273

bandicam 2021-01-25 14-14-03-178.jpg

 

 


-------------2021/02/18 追加記事三度目------------------------

過去のバージョンのアーカイブはこちらです

Downloads Archive

 


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SEIKO S057-4000 電池交換と初期化リセット、ストップウォッチ [パソコン・インターネット]

時計の電池交換はしょっちゅうやっているがストップ・ウォッチの
電池交換は経験がなかった、型式はセイコー S057-4000 既に
メーカー保守が打ち切られているという事だ、成る程、画面を
観ると電池マークが電池切れを示している。
DSCN9875_R.JPG
腕時計、懐中時計と違って専用工具でこじ開ける、と言うか
殻割り的な開封とは異なり小ネジを外せば開封は簡単だ
DSCN9888_R.JPG
ただ、問題は検索すると判るが電池を交換すると表示が可笑しくなり
初期化、詰まりリセットしなければならないって事だ、そして更に
初期化には一定のルールが在る、と言うことで、多くの場合内部基板の
治具ランドを何処かと接続する事で可能となる、が、このストップウォッチは
二つの方法が在る、と云う事が検索で判った、一つは前述の基板治具ランド
もう一つは操作スイッチの押し方だ、コッチの方が安全だよね。
早速開封
DSCN9889_R.JPG
おっ、何とも判りやすいこと、ネジ一本外せば交換可能だ
DSCN9890_R.JPG
このネジね、無くさないようにしないとね
DSCN9891_R.JPG
はい、外れました
DSCN9892_R.JPG
このボタン電池は極々普通の電池、手持ちも在る、3V
DSCN9893_R.JPG
メーカーは沢山ある、取り敢えず中ぐらいの値段層の中から
選んで購入
DSCN9894_R.JPG
電池を入れると直ちに画面が出た、がそれは電池交換前の
画面だった、へぇー覚えて居るんだ、と言うかC-MOSが
帯電してて消えなかっただけだろう
で、初期化リセット方法は簡単
四つのボタンを一度に全部押す、ということ、これだけ
全てのカウンター、カレンダーが初期化した画面だよね
DSCN9895_R.JPG
後はマニュアルに従ってカレンダーを設定し直して終了
なんともあっけないこと
DSCN9896_R.JPG
で、初期化リセット方法はちゃんとマニュアルに書かれている
また、此のストップウォッチにはエコモードが設定出来る
数時間使用しないとOFFする。
eot

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Battery EEPROM Works [パソコン・インターネット]

Battery EEPROM Worksを使うにはデバイスが必要です
なので私が購入したのは日本製、サンハヤト社、基板屋ですよね
そこの MODEL MM-CP2112A という型式の基板、これは
パソコンUSB←→I2C BUS でターゲットと通信するI/F基板です。

DSCN9715_R.JPG
SCL /SDA は抵抗でプルアップされて居ますが調べると
3.3Vへプルアップされて居ます
DSCN9716_R.JPG
早速 DELL ノートパソコン バッテリィ TYPE T749D に
接続してみました
DSCN9714_R.JPG
コネクターの配線は下記のようになっています
1448909363_dell_battery_9pin_196.gif
全体はこんな感じ
DSCN9713_R.JPG
Battery EEPROM Worksを起動すると何の設定も無しで
バッテリィのデータを読み込みました
bandicam 2020-12-10 19-39-54-337.jpg
なるほど、製造年月は合致して居ます
DSCN9717_R.JPG
然し乍ら、このソフトウェアはデモ版の為、書き込みや
肝心のEEPROMデータが読み出せません、有料です
ならば買えばいいのですが、果たして其処までの価値が
在るのか?バッテリィの取り扱いが多いなら必要ですが
未だ思案中です、趣味の範疇で必要かどうかです。

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DELL バッテリィ・セル交換の難しさ [パソコン・インターネット]

ネット記事を追いかけていたらこの様なソフトウェアが
存在する事が判りました

Battery EEPROM Works v***

これですよね、バッテリィ・セル交換の業者が在ります
彼等はこうしたツールを利用してバッテリィの再利用
リサイクルを行って居る、そう思われます。

これを読むと、バッテリィ・パックを工場出荷の初期状態に
戻す事が出来るなど多機能であることが判ります
やはり、ターゲット・デバイスはTI社の bq******と
云う型式にアクセス出来る様に成っています。

以下はネットでみつけた記事の日本語訳の魚拓です。
bandicam 2020-12-03 11-29-35-582.jpg
bandicam 2020-12-03 11-29-47-772.jpg
bandicam 2020-12-03 11-29-52-900.jpg
bandicam 2020-12-03 11-31-17-360.jpg
bandicam 2020-12-03 11-31-26-785.jpg
bandicam 2020-12-03 11-31-35-848.jpg
bandicam 2020-12-03 11-31-35-954.jpg
各メーカーのバッテリィに
内蔵されているEEPROMの管理プロトコルが判って居ないと
作れないソフトウェアだと思います、其の意味でバッテリィに
関してエキスパートが作成したプログラムなのでしょう。
こちらからダウンロード出来ました、が、インストールしても
ツールが無い、って言われます。

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ノートパソコン・バッテリィ・セル交換の実験 [パソコン・インターネット]

この記事は失敗記事です。
先ず最初にお断りしておきたいことがあります
これは実験ですので決して真似して常用使用など為さらないで下さい
発火、火災に至る可能性があります、責任は一切負いません。
実験の目的は市販のリチウムイオン電池で換装した時のパソコンの
反応を観たいだけです。
先ずは開封です、カッターナイフで少しずつ切り込みを入れるの
ですが、兎に角、怪我をしないことです、手が滑って、ザックリ
なんてのは絶対に避けなければなりません。
リチウムイオン電池は四本なんですね。↓
DSCN9360_R.JPG
DSCN9361_R.JPG
開封するとき余分なものを切って仕舞います、これは仕方がない。
DSCN9362_R.JPG
中身を調べると、リチウムイオン電池が四本ですから
4 x 3.75 = 15V
2.6A/h
39W/h
という計算が成り立ちます、然し乍らこれは理想値現実には
それ以下で古く成れば成る程、限り無くゼロに近づいていきます。
DSCN9363_R.JPG
この基板はリチウムイオン電池・マネージメント基板
各セルの状態を測定し乍らパソコンの管理ソフトで安定を
保ちます、只充電すれば良い、では無い。
DSCN9364_R.JPG
結構部品載ってますよね。
DSCN9365_R.JPG
DSCN9366_R.JPG
DSCN9367_R.JPG
配線も只の +/- では無くセル全てに配線されています。
DSCN9368_R.JPG
換装するに当たって問題はこのショートタブ、これは真似出来ません
家庭用の簡易溶接機があれば出来ますが・・・
DSCN9369_R.JPG
温度センサーが入っています。↓
DSCN9370_R.JPG
この黒い豆粒みたいなのが温度センサーです。↓
DSCN9370_R2.jpg
電池と基板とセンサーの接続図です、こんな風に全てのセルを
監視しています。
20201127134328.jpg
メルカリでリチウムイオン電池を購入しました
中古ですが動作確認済みのものです

DSCN9591_R.JPG
スポット溶接を剥がした跡が在ります
DSCN9592_R.JPG
DSCN9593_R.JPG
型式がLGで始まっていますから韓国製LG社ですね
DSCN9594_R.JPG
既存のリチウムイオン電池と比較してみました、同じLGです
DSCN9595_R.JPG
先ずは後で困らないように見取り図を描いておきます
DSCN9596_R.JPG
電極を丁寧に剥がしていきます
DSCN9597_R.JPG
全部剥がれました
DSCN9598_R.JPG
剥がすと、こんな痕が残るので、購入した電池と一緒の
接続方法ですね
DSCN9599_R.JPG
DSCN9600_R.JPG
剥がした電極は再利用するのでハンマーで叩いて平らに戻します
DSCN9601_R.JPG
全部平らに成りました
DSCN9602_R.JPG
問題は電極がステンレスでは無いかという事です
ステンレスの場合は特殊な半田を使います、確認のため
共晶半田でテストしたところ簡単に乗ります
DSCN9603_R.JPG
リチウムイオン電池の電極も半田が乗るか確認しました
問題無しです
DSCN9604_R.JPG
この尖りは邪魔になりますね
DSCN9605_R.JPG
半田乗ります
DSCN9606_R.JPG
早速半田付けしました、本当はこれはやりたくないの
ですがスポット溶接機持ってないので仕方無い
DSCN9607_R.JPG
電極に予備半田して置くのが正解だと気がつきました
DSCN9608_R.JPG
電極の接合面は両方予備半田するのが良いです
DSCN9609_R.JPG
はい、そこそこ半田付けOKです
DSCN9610_R.JPG
出っ張りは邪魔で半田が膨らむのでやすり掛けすべきです
DSCN9611_R.JPG
こんな感じかな
DSCN9612_R.JPG
DSCN9613_R.JPG
全部半田付けで接続出来ました
DSCN9614_R.JPG
温度センサーを忍ばせます
DSCN9615_R.JPG
あとはケースに入れるだけ
DSCN9616_R.JPG
ケースの下側に入りました
DSCN9617_R.JPG
日付を書いて
DSCN9618_R.JPG
ケースの上側をつけてほぼ完成
DSCN9619_R.JPG
ノートパソコンに実装
DSCN9620_R.JPG
ありゃ・・・・ダメっぽい
DSCN9621_R.JPG
電源に接続: 充電していません  だと
DSCN9622_R.JPG
写真では判らないのですがノートパソコンの電池マークが
オレンジ色で点滅して居ます、これはリチウムイオン電池を
交換する前と何も変わりません、ってことはリチウムイオン電池
の不良では無く、バッテリィコントロール基板の不良です
DSCN9623_R.JPG
リチウムイオン電池は正常電圧値を出しています
DSCN9624_R.JPG
DSCN9625_R.JPG
何か打痕が在りますね、DELLと言えどもこの程度の製品なんですね
DSCN9626_R.JPG
と、いう訳でバッテリィ・セル交換は失敗に終わりました
リチウムイオン電池が悪いのではなくコントロール基板が
悪かったと推量しています、また、何かの時にチャレンジ
してみます。
------------------------------
追加記事 2020/12/02(水)

上記の実験の後、別のバッテリィパックでリチウムイオン電池の
入れ替えを行ったところ、結果は同じで・・・
電源に接続: 充電していません
・・・と返って来る様に成って仕舞いました、つまり何が言いた
いかと成れば、正常だったバッテリィパックであっても電池を
換装すると壊れる、という事に成ります、これは一体どういう
ことなのかネット中を読んで歩いて判ったことが在ります

バッテリィパックに同梱されて居るコントロール基板は電池の
履歴を記憶している、と云う事です、全てのセルの健康状態を
記録していて、突然入れ替わるとその許容差が規格から外れて
バッテリィ不良と判定する、其の様に推量しました。

入れ替えたリチウムイオン電池はほぼ充電が完了していたため
50% 表示が出ました、にも拘わらずバッテリィLEDがオレンジ
色で点滅し、このバッテリィパックはダメと烙印を押すのです
従って、基板のロムをイニシャライズ出来れば再利用可能と成る
其の様に考えて居ます、どのみち、これは簡単では在りません。

ネットで見かけるリチウムイオン電池換装の記事はタマタマ上手く
行っただけであろうと思います、配線や電池へのダメージが無い
様に丁寧に丁寧に換装したのですが、ダメと云う結果となりました。

そう考えると最初に換装したバッテリィパックは不良では無い
可能性があります。
基板に実装されて居るICの内、下記のICはバッテリィの管理を
行うICで結構複雑な構成と成っています、また、ROMだけでも
四種類入っていてこれが電池の健康状態を記憶していると思われます。

bandicam 2020-12-03 09-15-47-064.jpg


これは私の技術者としての宿題になりました。
eot

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BIOS Password unlock パスワード 解除 DELL Latitude E5510 [パソコン・インターネット]

Yahoo!オークションで購入した中古ノートパソコンです
BIOSパスワードが掛かっているのです
つまり何が言いたいかと成ればBIOSのアップデート不可って事です。

誰が使用していたのか判らないだけに不具合は様々です
其れを承知でと言うか、そういう問題を抱えたノートパソコンは
価格が安いのです、その分、自分で対応しなければなりません。

発売は 2010年5月、10年物ですがHDDをSSDに換えれば今でも
充分に使用可能です。
mssk_npc-dell-latitude-e5510-n500-20151015-0008.jpg
この様に、BIOSが最も古いと言うか最初の最初の儘なのです
OSがWindows10の今、BIOSだけでも最新にして置く事は必須だと思います。
DSCN9391_R.JPG

なのに、BIOS Lock が掛かって居てニッチもサッチも行きません。
DSCN9396_R.JPG
この様なダイアログが出てきてパスワードを入れろと促されます。
DSCN9393_R.JPG

どうにも成らない、という訳ではありません、インターネット検索
すると矢張り、中古を購入したもののパスワードが掛かっていて
困って居る人は沢山居られるのです。

と、いう訳で、マスターパスワードを教えて呉れる
ホームページが在るんです、上の方の写真でパスワード入力の
ダイアログに System Number: 66JC8L1-2A7B  という番号
が在ります、これを当該ホームページに入力するとマスターパスワードが
生成され教えて呉れるのです。
https://bios-pw.org/
bandicam 2020-11-26 15-45-39-237.jpg
と、喜んで早速入力したものの Password Incorrect が返ってきて
何度やっても文字を確認しても全く解除できません。
色々なやりかたが在ります、インターネットで知った方法はこのダメな
方法以外にこんなのも在りました・・・

・パソコンの日にちを、2002/01/02に戻してRebootする方法
・Dos-prompt を開いて解除コマンドを入れる方法

・・・他にも在ったと思いますが忘れました、然し乍ら全部失敗
仕方無く相変わらずキーワード DELL BIOS CLEAR でググって
やっと出てきたのが下記のホームページ、結局、此処で解決しました。
https://biospassword.eu/dell-free-passwords
bandicam 2020-11-26 15-45-57-299.jpg
此処でもSystem Number: 66JC8L1-2A7B を入力します。
bandicam 2020-11-26 15-46-24-643.jpg
はい、パスワードが返ってきました、が、あれ?同じパスワードじゃ
ないですか、ちょっと失望していたら、ここで原因が判りました
最初の文字は数字の 1 では無くアルファベット小文字の 1 (エル)なのです
なんだよ、こんな初歩的なミスかよと落ち込みます。

このホームページでは間違いを意識してオネティクスを用いて一文字づつ
丁寧に書いています、親切ですよね。
bandicam 2020-11-26 15-46-42-730.jpg
それと最も大切なことは、パスワードを入力したら 
決して OK ボタンをクリックしては成らないのです。
親切に書いて有りますよね CTRL + ENTER なのです。
これ、知らないと何時までも解決しません。
DSCN9447_R.JPG
これでやっとスタート地点にたどり着きました、中古はこれだから
面倒なのですが、好きで修理している私には逆に愉しみなのです。
-------------------------------------------------------
C-MOS電池の交換です、BIOSを覗いたら日にちが過去に
成っていてボタン電池を疑いました、測定したところ・・・
DSCN9404_R.JPG
0.5V しか在りません、これでは低すぎます。
DSCN9403_R.JPG
電圧とサイズが合えば良いので手持ちのボタン電池と
交換します、が、問題は接続です、ほぼ全てが金属板を
スポット溶接して居るのです、半田付けは破裂するので
出来ませんが、幸い電流値がとても低いので電極が
触れていれば其れだけで充分です。
DSCN9415_R.JPG
剥がします。
DSCN9419_R.JPG
電極を再利用するまでハンマーで叩いて平らにします。
DSCN9420_R.JPG
DSCN9421_R.JPG
メンディングテープで押しつけるように貼り合わせてギャップ
の小さい部分は紙を切って保護しました。
DSCN9423_R.JPG

戻して、ちょっと不似合いですね。
DSCN9426_R.JPG
電圧値は正常に戻りました、これであと10年くらい
持つでしょう。
DSCN9428_R.JPG

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RF-H560 Panasonic 1990年製 ラヂヲ修理(断念) [パソコン・インターネット]

フリー・マーケットで50円で購入したラヂヲの修理です
結果は失敗、直りませんでした。
1990年頃のラヂヲです、GOOD DESIGN AWARD 取得
しています。↓
bandicam 2020-11-25 09-52-41-716_R.jpg
殆どゴミ扱いのラヂヲでした、目ざとく見つけて救出したのです
DSCN9299_R.JPG
今から30年前ですから・・・
    ポケベルがヒット(1990年代) ...
    ハイテクスニーカーブーム(1990年代) ...
    バブル景気の崩壊(1990年代)
    ルーズソックス大流行(1990年代) ...
    第1次海部内閣「消費税解散」(1990年1月)
    第1回センター試験実施(1990年1月)
・・・大分昔の記憶ですよね。↓
DSCN9300_R.JPG
型式は RF-H560 6,500 ~ 8,500円と云う価格は未だ国産品が
多かった時代です、MADE IN JAPAN ↓
DSCN9301_R.JPG
電源スイッチが陥没しています。↓
DSCN9302_R.JPG
一番多く押されるスイッチだけに樹脂が折れたのです。↓
DSCN9303_R.JPG
スピーカーとイアフォンはスイッチで切り替えます。↓
DSCN9304_R.JPG
電池は単四が2個。↓
DSCN9305_R.JPG
DSCN9306_R.JPG
内部電極の錆は確認されませんが電池を入れても液晶は反応せず。
。↓
DSCN9307_R.JPG
早速、開封します。↓
DSCN9308_R.JPG
DSCN9309_R.JPG
DSCN9310_R.JPG
はい、裏ブタが捕れました、この部品数量はとても良い感じです
今のラヂヲはIC1個ですからね、表面実装が急発展した時代です。
DSCN9311_R.JPG
うむむ・・・緑青錆が出ています。↓
DSCN9312_R.JPG
正面パネルも外れました。↓
DSCN9313_R.JPG
SONYのICを採用したのですね。↓
DSCN9314_R.JPG
この当時の液晶はそれを駆動する回路が実装されて居るのですが
この液晶の後ろにシールドボックスの中に存在しています
こういう回路は今は液晶に埋め込まれていますから、設計者は
其れ成りに苦労したことでしょう、マニュアルを読みながらね。
DSCN9315_R.JPG
スピーカーは8Ωです、接触式を採用しています。↓
DSCN9316_R.JPG
CPUを覆うシールド板は銅のフィルムを遣っていますが
緑青錆でボロっと取れました、何故シールドするかは当然ですが
ラヂヲにノイズが入るからです、僅かでもS/N比を善くしようと
努力の痕が認められますね。↓
DSCN9317_R.JPG
スピーカーの電極も若干、緑青錆が浮いています。↓
DSCN9318_R.JPG
このシールドボックスが液晶のドライバー回路、そして黒い
端子は液晶に橋渡しする為に並べています。↓
DSCN9319_R.JPG
うーむ・・・・これはIPAで洗浄した後の写真ですが緑青錆が
広範囲に渡って浮いています。↓
DSCN9320_R.JPG
スルーホールが真っ黒、導通抵抗が大きいのは容易に予想
それます。↓
DSCN9321_R.JPG
明らかにパターンが緑青錆で消えてしまったパターンをピンセットで
繋いで電源入れてみましたが全く反応無し。↓
DSCN9322_R.JPG
SONYのラヂヲ専用ICにも緑青錆が浮いて居ます。↓
DSCN9323_R.JPG
此処が緑青錆で消えてしまったパターン、これだとスルーホールは
致命的ダメージが出ているに違いない。↓
DSCN9324_R.JPG
触っただけでコンデンサがポロリと落ちました。
DSCN9325_R.JPG
落ちたコンデンサ。↓
DSCN9326_R.JPG
この時点で諦めました、スピーカーだけ部品取りします。
DSCN9327_R.JPG
中央の凹みの直し方は超簡単、セロファンテープを貼って
剥がすだけで一発で回復します。↓
DSCN9328_R.JPG
このラヂヲは直せませんでした。
理由は銅箔パターンが緑青錆に依って導通不良が多数起きているからです
人間で云えば動脈硬化で欠陥がボロボロに成っているのと一緒
原因として考えられるのは、電池ケースの蓋を開けたときに水が
侵入しそれを繰り返したからと推量しています、レジストが掛かって
居ましたがレジストの下に潜り込んで緑青錆が出ていることから
相当長い時間緑青錆が浸潤したと思われます。
eot

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CH341A に付属したクリップ [パソコン・インターネット]

Amazonで、1,080-で購入した物にケチを付けるな!! というご主張は
ご尤もなのですが、そうでは無く、だからこそ気をつけろ、と言いたいのです。
一度は基板表面実装SOP-8Pに書き込み出来ましたが二度目からは
接触不良の連続です、兎に角、信頼してはいけません、その記事です。
購入したのはこれです。
bandicam 2020-11-17 11-56-34-071.jpg
問題のクリップがこれ。
bandicam 2020-11-17 11-56-43-553.jpg
VOSTRO3500 BIOS IC を壊した人に無料で差し上げようと
ICを購入しました。
DSCN9125_R.JPG
実際にVOSTRTO3500 に実装されていたものとピンコンパチのもの
です、互換性があるハズです、と言うのは実装して確認して無いから
です、ですが全く同じ容量を持つ、SPI-EEPROMです。
DSCN9126_R.JPG
DSCN9127_R.JPG
DSCN9128_R.JPG
単体で書き込みを行ったところ早速エラー・メッセージが出ます
Possible Protection is enabled.Press
"Unprotect"and checkdatasheet

DSCN9086_R.JPG
弄っている内にエラーが止まりました、何度もやって判ったのです
接触不良だと。
DSCN9129_R.JPG
クリップの使い方を変えてVerifi、OK
DSCN9130_R.JPG
DSCN9131_R.JPG
書いたデータを読み出して、チェックサムの実施
オリジナルと同じ、OK
DSCN9132_R.JPG
こういう風に換えました、先端がグズグズに成っているのです
DSCN9133_R.JPG
先端のグズグズが視えます、樹脂の質が悪くすぐに崩れて仕舞う
なんだか弄っていて腹立たしく成ってきます、出来損ないの部品
を弄っている様で。
DSCN9134_R.JPG
これですよ?一桁しか使ってないのにグズグズ
DSCN9135_R.JPG
このピン・コンタクト、こんな一番大切な部分が雑な仕上げに
成っているのです、接触不良起きて当然。
DSCN9136_R.JPG
なので、ICは先端を使わず途中の平らな部分に接触させて
書き込みました、これだと安定的に書き込めます。
DSCN9137_R.JPG
このスプリング、この時点でアウト、もの凄く強すぎて部品の足を
ぐにゃりと曲げてしまうのです、外して輪ゴムに換えました。
DSCN9138_R.JPG
書き込みの風景。
DSCN9139_R.JPG
結論、安物には其れ成りのリスクが在るって事です、我が国の製品で
この程度の物を造ったら忽ち淘汰されてしまいます。

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CH341A / DELL VOSTRO3500 BIOS 破壊から修理と回復 [パソコン・インターネット]

BIOS破壊で一度死んだ VOSTRO3500 の修理と回復の記事です

---追記、2020/11/17(火)---
この、BIOS IC を差し上げます、但し下記の事項お守り下さる方
だけと成ります。

・四個しか在りません
・一人、一個まで
・家族分、親戚分、他人の分、お分けしません
・普通郵便で送れる地域のみ
・匿名、私書箱、他の方法、直接取りに来る、お断りです
・IC は、WINBOND社の型式、 W25Q32JVSSIQ です
・このブログで使った物は他社、Macronix社の型式、MX25L3205DM2です
・違いは無くコンパチと思います
・動作を保証しません
・ファイルはブログに書かれているM25L3205A(2M9LHL1).bin
・書き込み後、Verify を行いました
・チェックサムは、2D15F3B5 ツールは、Summer_V120
・余計に壊れた、など感知しません
・全て自己責任で出来る方
・クレーム、返品、受け付けません
・お金払うから修理やって呉れ、お断りします
・お金払うから書き込みやって呉れ、お断りします
・BZM00037@nifty.ne.jp まで題名「BIOS IC」でメール下さい


BIOSが破壊に至った経緯は下記の記事です
suicide BIOS for VOSTRO3500
まるでBIOSのアップデートで自殺したと言えます、非道い話ですよね

で、USBから書き戻す事にことごとく拒否された以上は直接 EEPROM に
アクセスして書き直せば善い、ただそれだけの話です。

ところが現実はそう甘くはなくて下記が絶対必要と成ります
・ROM WRITER
・ROM DATA
ROM WRITERは買えば善いのですが大問題はROM DATAです
これを一体何処で入手すれば善いのか、延々とネットサーフィンをしてきました
あるところには在るんですね、こちらに在りました、先ずこれを入手してから
全てが始まるのです
(追伸です、リンクはパーミッションが掛けられて入れません、残念!! 2021/01/24)
リンクのホームページには様々なメーカーとモデル別の BIOS FILE が在ります
ディレクトリを遡っていくとその膨大な量に驚きます、凄いですよねこういう
データ・サイトがある、と申しますか感謝するしかないですよね。

入手したデータは・・・
M25L3205A(2M9LHL1).bin
これは技術者ならばお判りでしょう、EEPROMの型式から来ていますよね
このEEPROMは Macronix社の型式、MX25L3205DM2 というデバイスです
ググってみれば出てきます SOP-8pin ICです、ごく普通のEEPROMです。
7405_0.jpg
同じトラブルの海外の記事を読むと実は別のメーカーのEEPROMが出てきます
それは WINBOND社の型式、W25Q32JV と云うデバイスです、私は最初は
このICだと思って居たのです、だから M25L3205A(2M9LHL1).bin では
動かないのかな?と不安が過ぎりました、ですがちょっと考えれば判る様に

多寡がEEPROMではないですか、データの読み書きが出来てナンボの世界
どんなデバイスだろうがデータはデータで同じでなければなりません、だから
メーカーの違いはROM WRITERの仕事であってPCから観れば何の関繋もないのです。

と、いう訳でBIOSデータが入手出来たのでROM WRITERを Amazon で購入
CH341A
DSCN9050_R.JPG
DSCN9053_R.JPG
DSCN9056_R.JPG
DSCN9057_R.JPG
これこれ、これがモノを言う、又はトラブルの元凶かどっちかです
マザーボードに実装した儘、書き換えが出来るというシロモノ
----追記、2020/11/17-----
このクリップは要注意です、接触不良が頻発します、基板に表面実装
されたICに噛む場合、原理的に無理があります、信頼性は極端に低く
オマケ程度と考えて下さい。
DSCN9058_R.JPG
SOP-8pinのクリップです
DSCN9063_R.JPG
早速、VOSTRO3500 の解体です、この写真の前に底面のビスを外して
置かなければなりません、これに関してはこちらのブログが参考に成ります
YYCブログさん、お世話になりましたm(__)v
DSCN9068_R.JPG
キーボードをハズします
DSCN9069_R.JPG
フラットケーブルを三つぐらい外して上面のカバーが外れました
で、「へぇーーー」と思った事、アッチコッチに指紋がついているのですよ
つまり誰か一度解体したってことです、メーカーでは指定の手袋しますので。
DSCN9071_R.JPG
これです、このEEPROMがターゲットです
DSCN9072_R.JPG
シールを剥がすと、現れましたメーカー型式が書かれています
やっぱりねぇ・・・MX25L3205A ですよ、WINBONDでは無い
DSCN9082_R.JPG
早速、ROM WRITER に接続したいのですがソフトウェアが動く確認が必要です
ぶっつけ本番では何かと無理と無駄が出ます

つまり・・・
・ROM WRITERのソフトウェアが必要
・ROM WRITERのドライバーが必要
・実際にテストして動かしてみる
・・・こうしたプロセスが必須だという事です、購入して出来た積もりで
居ると思わぬしっぺ返しに遭います

・ROM WRITERのソフトウェアが必要
 →AsProgrammer_1.4.0 で捜して下さい、
  実行ファイルは、AsProgrammer.exe です
・ROM WRITERのドライバーが必要
 →見つかったソフトウェアに同梱されて居ます、
  CH341-Drivers と云うフォルダです

私はWindows8.1です、コントロールパネルからドライバーを捜すで
このフォルダを 指定すると読み込んでくれます、
USB-EPP/I2C... って奴です
bandicam 2020-11-16 19-12-12-933.jpg
私は手持ちの EEPROM 24C1024 で読み書きの確認を行いましたので
まず問題無く BIOS の読み書きも出来るはず、接続しました
DSCN9084_R.JPG
PCの電源はOFF
MX25L3205D
Read IC
読み込んでいます
DSCN9085_R.JPG
ところがこの辺から怪しい雲行きに成って来るのです、読み込んだデータが
全て FF で埋まっているではないですか、あり得ないのです
取り敢えず前に進みます
FILE OPENで M25L3205A(2M9LHL1).bin を読み込みます
Programm IC で書き込みます
・・・ところが、
Possible Protection is enabled.Press "Unprotect"and check
datasheet
...と出てきて仕舞うのです、これに躓きました。
---追記、2020/11/17---
このメッセージはどうやらクリップの接触不良から来ていると回顧して
居ます、ルーペで覗くと先端加工が粗悪で均一性、精密性に著しく欠如
している品物です、従って、電源が入っている、入っていない、は無関係
のものと推測しています。
DSCN9086_R.JPG
どうしようか困りました。
暫く考えて居たら、あれあれ?バーグラフがもの凄い遅さで延びてくるのです
DSCN9087_R.JPG
いちおう書き込んでいる。
DSCN9088_R.JPG
五分経過
DSCN9089_R.JPG
EEPROM型式は合ってます
DSCN9090_R.JPG
こんなに掛かりました
DSCN9091_R.JPG
12分14秒かよ ↓
サイズ変更DSCN9092_R.JPG
Verify すると最初っからダメです、なぁんだ書けて居ないじゃん
DSCN9093_R.JPG
ここで立ち止まって色々と考えました。
或る海外サイトで読んだ記事に依れば、其れはBMWのカーラジオだったと記憶
して居ますが、同じ方法で EEPROMの書き替えを行う動画でした、其の人は
電源をONにして書き込んでいたのです、其れを想い出したのです。

つまり何が言いたいかと成れば、電源OFFではエラーが出るのかも知れない
それでは思い、分解した状態の儘、電源ON、この場合、ACアダプタのプラグを
VOSTRO3500に差した状態であって電源スイッチONでは在りません
つまり、スタンバイの電源が入るって事です、この状態で
Erace IC つまり全消しを行いました
DSCN9094_R.JPG
全部消えたのを確認してから、再度、電源OFF
もう一度、Programm IC をやったところ、素直に書き込みが始まったのです
DSCN9095_R.JPG
今度は
 Possible protection is enabled. Press "Unprotect" and check datasheet
と云うエラー・メッセージは出ません、これは正しい書き込みと確信しました
DSCN9096_R.JPG
DSCN9097_R.JPG
全然速い 6分08秒、ってやっぱりノロマに違いはないが実力だろう
DSCN9098_R.JPG
Verify開始
DSCN9099_R.JPG
作業の風景です
DSCN9100_R.JPG
ちゃんとVerifyクリア、って当たり前だよな
DSCN9101_R.JPG
解体したまんまで電源スイッチだけフラットケーブルを接続して
電源ON
出ました、画面が、ブラック・アウトから開放された瞬間です
DSCN9102_R.JPG
DSCN9103_R.JPG
分解したのをを戻して、今度は正式に電源スイッチON
DSCN9104_R.JPG
これ、意外に正攻法です、何かと言うとハズしたビスに名前を書いて置くのです
こうすることで写真で確認するより確実に元に戻せます、バラけてしまったら
混乱するだけですから。
DSCN9105_R.JPG
此奴め、面倒掛けおって・・・
DSCN9106_R.JPG
ROM WRITER のケーブルはこっち側です右側
左側はI2C-BUSです
DSCN9112_R.JPG
DSCN9113_R.JPG
これがねぇ・・・出て当たり前なんですよ。
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F2 Keyで確認したところ BIOS A10 に成ってました、最新です。
DSCN9122_R.JPG
DSCN9123_R.JPG
BIOSアップデートは地雷のリスクが在る

と何処かに書かれていましたがパソコンが起動しなくなるのは確かに
重大なトラブルです、然し乍ら BIOS のトラブルであれば書き直せば
済むだけの話です、今回の費用は ROM WRITER の千円ぐらいでした
工房さん等で修理して貰う金額を考えると格安なのと何しろ善い経験
に成りました。

BIOS のデータですが、今回は余所様から頂いてきましたが、これは
推測ですがDELL のホームページからダウンロード出来る最新バージョン
から生成できると思います、確度は九割以上と思います

・3500_A10.exe をダウンロード
・例えば Cドライブ直下に置く
・DOS プロンプトを開く
・C: 3500_A10.exe /writeromfile ←exeの後ろにスペース入る
・同ディレクトリに 3500_A10.rom が生成される
このファイルが BIOS データだという事です、未確認ですが
ファイル比較したところ最初、中間、最後とパッと観でそっくりなのです
お試しに成られたら是非、お教え下されば幸甚です。
------------------------------
追伸 2020/11/17(火)
こちらのブログがとても親切に書かれています
方法は USB から修復するものです

私はこれは失敗と言うか受け付けて呉れませんでしたが、BIOS の破壊状況
に依っては未だ有効の場合があるかも知れません、可能性があるという意味
で記載しておきます。

Roland Ihasz さん
using a USB drive [Updated: 23rd Dec 2019]

特に、バックアップ・リチウム電池をも外せ
という記載には信頼感が在ります。

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DELL VOSTRO3500 BIOS 破壊 [パソコン・インターネット]

中古で購入したDELL VOSTRO3500 BIOS 破壊の話です
全く起動しなくなりました、BIOSが立ち上がる立ち上がらないの
話ではなく其れ以前に電源は入るが画面真っ暗のまま永久の其れを
繰り返すのです、細かく言うと・・・
・電源ランプは点灯する
・画面真っ暗でバックライトも点かない
・キーボードのすぐ上の <<  <  ■  >  >>  の様なLEDがスキャン
 する様に点灯するだけ
・・・という感じで「死んだノートパソコン」と成ってしまいました。
経緯はこうです
・別のハードディスクを用意した
・そのハードディスクには別のノートパソコンのハードディスクが
 イメージコピーされている
・OSはWindows8.1 Pro
・念のため BIOS のバージョンを調べたら最も古い A01
・最新の BIOSバージョンは A10
bandicam 2020-11-16 11-39-27-231.jpg
・DELLホームページからダウンロード
・BIOS のアップデートを開始
・何か変、どういうふうに変か
 メモリー・マップの途中から始まった、書き込み、ベリファイ
 とやっていて
・失敗しました とメッセージが出る「ゲッ!!」っと成る
・再起動が始まった
・二度と起動しなくなった
いろいろ調べまくりました、一番参考になったのが此処です
英語ですが問題無く理解出来る英語です、此処に書いて有る事が
出来る様になるまで試行錯誤しましたが USB に必要なファイルを
全て用意し、イザ、やってみるものの全く効果無し
次に辿り着いたのが  Rufus というツールこれは何かと言うと
USBドライブからboot可能なシステムを構築して例えば OS の
インストールが可能になる様にフォーマットするツールなのです
これを利用して再度挑戦するも全く改善無し。
ネット検索して居たらこれを同じトラブルをやってしまった人の
あまりの多さに驚きました、皆さん失敗を恥と捉えて、或いは
書くのも面倒で書かないのでしょう、BIOS のアップデートで
失敗すると悲惨な結果を生みます、ちっちゃい FLASH メモリー
多寡がメモリーですがこれいっこの不良で再起不能に陥ると
いう事です。
bandicam 2020-11-14 19-22-50-596.jpg
placa-me-notebook-dell-vostro-3500-com-defeito-D_NQ_NP_563511-MLB20557161192_012016-F.jpg
追伸
修理、回復して居ます
こちらの記事をご覧下さい。

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ノートパソコン・冷却ファンの応急的なホコリ除去 [パソコン・インターネット]

ノートパソコンを中古でよく購入します、そしてすぐに行うのが掃除
とシリコングリスの塗り直し、後は様々なカスタマイズなのですが
今回購入した、DELL VOSTRO 3500 は冷却ファンが簡単に掃除
出来ないのです J-Style さんのブログに依ればマザーボードまで
分解しないと出来ない事が判りました、やれば出来るのですが正直
面倒、という訳で応急的なホコリ除去をしてみました。original_20895914856040.jpg
先ず、この熱排出ダクト、ここに唇を当てて渾身の力で数回吹くのです
ちょっと頭がクラクラして来ます、が、エアコンプレッサお持ちの方は
こんなバカな事はしないでしょう。↓
サイズ変更1.png

そうすると逆流した空気が冷却ファンの空気取り入れ口に集まってきます

サイズ変更DSCN8995.JPG

これを先の尖ったピンセットでゆっくり引き抜くのです。

サイズ変更DSCN8997.JPG
サイズ変更DSCN8999.JPG
今回はこれだけ取れました、不完全ですが応急的には効果が出ます
排熱ダクトに手を当てると明らかに熱風が出なくなりました
ホコリが溜まると冷却ファンが無駄に回転し弱い熱風が出ます、ですが
この応急処置で結構改善します、空冷システムは密閉型で
空気が逆流してもノートパソコンの内部に飛び散りません、それが
判って居ないとやらないでしょう。↓
サイズ変更再露出DSCN9000.JPG


但し処置は自己責任でお願いいたします。

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