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RF-H565 panasonic ラヂヲ

いつものフリー・マーケットで購入 400円
「電池入れて確認して良いよ」と店主が電池を差し出して言うので
確認したところ、バッテリィ切れのサインが出て仕舞い音が出ません
別の電池に入れ替えても症状は変わらず・・・

「これ、バッテリィ交換しても電池切れのサインが出てダメ
 なんだけど・・・幾らですか?」

手渡して店主がちょっといじっている内にスピーカーから音が出ました
内心「ありゃ、音でてしまったか・・・」と残念でした出なければ
直す楽しみが在るのですけどね・・・

「500円!!」と言われました
「スイッチ一個無いから100円負けて?・・・」
「いいよ」
という訳でした。↓

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NHKの文字が書かれていますね、恐らくNHKの粗品ですね
それとスイッチが欠損しています
           ↓

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1991年1月発売、27歳のラヂヲです↓

bandicam 2018-09-09 20-02-23-134


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バッテリィ切れのサインが出て今度は本当に音が出ません↓

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早速開封

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おおーーー、チップ部品で一杯です、ふむふむ、むふふ、なんか嬉しい
今時のラヂヲは部品点数が少ないですがこの当時のラヂヲは沢山の部品
が実装されて居ますザッと数百点ありますね↓

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シールド板が入ってます、ノイズ対策です↓

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NEC D1724 の刻印、これは uPD1724? 56pin QFP データシートは
見つかりませんでしたが間違いなくCPUです、恐らく4BITでしょう↓

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イアフォンとスピーカーの切替スイッチ↓

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四本のビスを外しただけでは基板は外れません、二箇所の爪を外す必要があります

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外れました↓

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スピーカーとの接続は板バネです↓

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コイルバネでは無く板バネにしたのはお見事、コストダウン対策ですよね

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イアフォンとスピーカーの切替スイッチ↓

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SONY製のラヂヲICを採用して居ます↓

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電池用板バネ、これが錆びています、液漏れで緑青がついて居ます↓

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これが接触不良と成ってバッテリィ切れのサインが出るのです↓

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このラヂヲもバーアンテナが下に位置しています、これはフェライトが
重いので安定するという設計思想がありますが私は好きではありません
何故ならラヂヲをスチール製机の上に立てたときバーアンテナが机の
表面に近すぎてスチールが電波遮蔽と成って感度が低下するからです。↓

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ボリューム、ガリオームはありません ↓

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錆を落とします↓

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電池の板バネに塗布↓

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序でにスピーカーの板バネにも塗布↓

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液晶のコネクタ、昔はこれでしたよね、シリコン製↓

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液晶パネルの下はシールド・ボックス、つまりRFフロント・エンドです↓

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錆が落ちました↓

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接点復活剤を塗布、板バネ全部、ボリューム、スイッチ↓

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ボリュームはネジが外れないので真ん中の穴から ↓

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折角、開封したのでハヤコートを塗って湿気対策しました↓

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チップにも全て塗布↓

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液晶パネルを眼鏡拭きで綺麗にします、大抵は曇っています↓

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スピーカー・カバーの裏側って汚いんですよね、剥がします↓

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ほーら、そこそこ汚れています↓

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両面テープ使って居るんですね↓

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透明の樹脂板も外して掃除します↓

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シリコン系の接着剤を塗布、爪楊枝で塗ります↓

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ギプス固め、数時間固定↓

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スイッチが欠損していましたが、ノブが折れて無くなっていただけ
と判ったのでゴミが入らないように開封する時に使用する樹脂板を
ハサミで切って接着剤で固めます↓

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こんな感じに仕上がりました、スイッチという感じでは無くなりましたが
押せばスイッチは働きます、埃も入りにくくなりました↓

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遜色無いですよね ↓

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スピーカーのアルミ板を接着剤で固めたはずなのに僅かな隙間で
接着出来ておらず再度接着剤で固めます↓

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およそ時間的には一日掛かりでした、音質、感度、悪くは無いです
ところでこのラヂヲで感じたのはスピーカーのアルミ板です
何かというと当時のラヂヲのスピーカーのアルミ板はその殆どが
使用中に凹むのです↓

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この凹みは直らないし直してもまたすぐに凹むのですがこのモデル
のアルミ板はいわゆる ニウム では無く合金素材の固くバネ性の
ある素材(例えば Alp 52S 材など)を使用していると思われること
です、簡単に凹みませんが板厚は結構薄いのです。





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