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基板、フラックス・クリーナーの自作 [パソコン・インターネット]

基板実装後のフラックス・クリーナーに何をお遣いでしょうか
エチル・アルコール100%、詰まり、無水アルコールを遣う方が
多いと思います、私も使っていました。

ところが今般のチャイナウィルス騒動でアルコール類は全て高騰し
容易く入手出来なく成りました、消毒用液には60%ぐらいの
アルコールが主流で、其れがご存知のようにチャイナウィルス前と
比較して値段は3-10倍に高騰しましたね。

その時に見つけたのが IPA です、イソプロビルアルコールです
病院等で手術用具の消毒用液として善く利用されて居ると聞いて
居ますので、手に触れたぐらいでは毒性に問題は無いと思います

チャイナウィルス騒動中、エチル系アルコールが全く店頭に無い
中で IPA はその存在すら知らない人が多く入手は比較的通販で
可能でした、が、矢張り値段は二倍に釣り上がりました。

そういう経緯で基板
実装後のフラックス・クリーナー用液として
使えないか試してみました、結果、何の問題もなくよく落ちるのです
然かも痕が残りません、水分ゼロの為、乾くのがとても速いです
また、樹脂などに対しても溶けたり変色したりは今のところ確認
されて居ません。

この水分ゼロと言うのがポイントで例えば財布の中の紙幣硬貨は
とても汚いですよね、これに消毒用液のエチル系アルコールを
遣うと、後で硬貨が錆びるのです、IPAはそれが在りません
すぐに乾いてサラッとして居ます。

此処までは IPA を採用するに至った経緯の話です
此処からはこの IPA を何に入れて遣うかの話です

最初はジャム瓶に入れて遣っていましたが作業中こぼしたときは
大変です、トバーーーっと広がって、然かも火気厳禁ですから
近くに半田ゴテが在るのでとても危険ですよね、そこで色々と
試行錯誤して辿り着いたのがコレです。↓
soukai_4901080124517.jpg
空いたボトルがとても使いやすいのです、然かもフタも付いています
使用済みのボトルを用意します↓
DSCN8021_R.JPG
芯をラジペンなどで抜き去ります↓
回転DSCN8022_R.JPG
入り口はこんな感じで狭く、仮に倒れてしまったとしても
ドバーーっとは出てきません、急いで起こせば少しだけで
済むのです↓
DSCN8027_R.JPG
此の儘では中に、薬液の残りが在るので早速、IPAで洗い落とします
IPAのボトルはコルゲンのうがい薬を遣っています、これも便利なんです
片手で手の平に吐出させて手の消毒用液として遣っています↓
DSCN8028_R.JPG
ちょっとした基板の洗浄には綿棒が便利ですが、口が狭いので
持って来いの容器に変身しました、いつもゴミ箱にポイして居ましたが
仕事用に遣えると判り作業机に数個用意しておくと邪魔にも成らず
作業が捗ります。↓
DSCN8025_R.JPG

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